教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

情報活用能力

デジタルハリウッド大学「みんなを生きるな。自分を生きよう。」

このシーズンは、毎年恒例となりつつありますが、デジタルハリウッド大学のブランドコピー「みんなを生きるな。自分を生きよう。」を紹介します。 このコピー、毎年このブログで紹介しています。デジハリらしいコピーで、本当に大好きなのです。公式完全版の…

戸田市小・中学校児童生徒プレゼンテーション大会 レポート(2024年1月27日)

2024年1月27日に戸田市文化会館・大ホールで、戸田市小・中学校児童生徒プレゼンテーション大会が開催され、審査員として参加させていただきました。戸田市のプレゼンテーション大会は、今回で8回目となります。ここ3年間はオンラインでの開催でしたので、ひ…

参考になるかも:特定非営利活動法人みんなのコード「生成AIの初等中等教育でのガイドライン策定に向けた提言」

昨日、大学が出している生成AIの活用ポリシーを紹介しましたが、初等中等教育(小学校~高校まで)について、特定非営利活動法人みんなのコードが「生成AIの初等中等教育でのガイドライン策定に向けた提言」を2023年4月に発表しています。 speakerdeck.com …

参考になるかも:いろいろな大学が出している生成AIの活用ポリシー

ChatGPTをはじめとする生成AIをどのように使うのかについて、高等教育機関である大学が出しているポリシーをいくつか読みました。初等中等教育とは役割も学習者の発達段階も違うので、そのまま使うことはできないと思いますが大いに参考になるのではないかと…

授業で使えるかも:東京都教育委員会「情報活用能力デジタル教材」

東京都教育委員会が公開している情報教育ポータルサイト「とうきょうの情報教育」で、「情報活用能力デジタル教材」が公開されています。 小学校低学年、小学校中学年、小学校高学年、中学校、高校の5つの段階で、「A 基本的操作」「B 情報活用」「C 情報モ…

授業設計に使えるかも:ストリートスマート『Google for Education 活用表』

株式会社ストリートスマートが、2023年5月31日に 『Google for Education 活用表』を無料公開しました。この『Google for Education 活用表』は、小中学生の情報活用能力の育成を支援するもので、「STEP1 小学校1・2年生」「STEP2 小学校3・4年生」「STEP3 …

授業づくりに使えるかも:みんなのコード・宮城教育大学附属小学校「コンピュータサイエンス(CS)教育」授業の実践・研究・カリキュラム開発を行う実証研究プロジェクト報告書

「みんなのコード」と宮城教育大学附属小学校が2020年から3年間に渡って共同で取り組んできた「コンピュータサイエンス(CS)教育」授業の実践・研究・カリキュラム開発を行う実証研究プロジェクトの「2022年度報告書」が発表されました。報告書がオンライン…

授業づくりに使えるかも:児童生徒の情報活用能力の把握に関する調査研究【情報活用能力調査(令和3年度実施)】

学校での一人1台の情報端末の活用を進めていく研修をお手伝いするときに、「情報活用能力を高めていきましょう」と先生方と話をしています。情報活用能力は、文部科学省が調査をしています。最新の調査は令和3年度実施(令和4年12月速報発表)のもので、国公…

デジタルハリウッド大学「みんなを生きるな。自分を生きよう。」

このシーズンは、毎年恒例となりつつあります、デジタルハリウッド大学のブランドコピー「みんなを生きるな。自分を生きよう。」の紹介。デジハリらしいコピーで、本当に大好きなのです。 ブランドムービーをYouTubeで見ることができます。今年、メッセージ…

戸田市小・中学校児童生徒プレゼンテーション大会 レポート(2023年1月28日)

2023年1月28日に、戸田市小・中学校児童生徒プレゼンテーション大会がオンラインで開催され、審査員として参加させていただきました。戸田市内の小中学校各校から1チームずつが代表として参加し、プレゼンテーションを録画したものを、5人の審査員がルーブリ…

授業研究に使えるかも:みんなのコード「2030年代の情報教育のあり方についての提言」

2022年4月20日に、特定非営利活動法人みんなのコードが「2030年代の情報教育のあり方についての提言」を発表しました。さっそく、サイトにアクセスして読んでみました。 リンク先では、まとめられた要点を読むことができます。また、ページの最後には、全15…

書籍ご紹介:『デジタルで変わる子どもたち 学習・言語能力の現在と未来』

バトラー後藤裕子 さんの『デジタルで変わる子どもたち 学習・言語能力の言語と未来』を読みました。デジタルで変わる子どもたち ――学習・言語能力の現在と未来 (ちくま新書)作者:バトラー後藤裕子筑摩書房Amazon バトラー後藤 さんの専門は「子どもの第二言…

デジタルハリウッド大学「みんなを生きるな。自分を生きよう。」

このシーズンは、毎年恒例となりつつあります、デジタルハリウッド大学のブランドコピー「みんなを生きるな。自分を生きよう。」の紹介。デジハリらしいコピーで、本当に大好きなのです。 ブランドムービーをYouTubeで見ることができますので、ぜひ見てほし…

戸田市小・中学校児童生徒プレゼンテーション大会 レポート(2022年1月22日)

2022年1月22日に、戸田市小・中学校児童生徒プレゼンテーション大会が開催されました。新型コロナウイルス感染症対策として、今年度もオンライン開催となり、自宅から参加させていただきました。 今年度は、「PBL(Project Based Learning=課題解決型学習)…

LINEリサーチ「何か調べたいときに使うのはスマホかパソコンか?」

小学生、中学生とICTを活用した授業をするときに、調べ学習をすることも多いと思います。インターネット検索をして、それをデジタルでまとめることも、紙に書き出してまとめることもあるかと思うのですが、「検索を上手にできるようになる」ことは、小学校・…

書籍ご紹介:『ネットは社会を分断しない』

田中辰雄・浜屋敏『ネットは社会を分断しない』を読みました。僕はネットを含めてICTが大好きで、もっと社会全体が使えるようになればいいと思っています。でも、ネットが誹謗中傷やコミュニケーションのすれ違いなど良くない使われ方もされていて、ときに「…

授業で使えるかも:「見たこと作文」と「はてな帳」

探究について勉強したくて、「授業づくりネットワーク No.39 探究する教室」を読みました。探究のさまざまな実践事例を知ることができて大変勉強になりました。探究する教室 (授業づくりネットワークNo.39)学事出版Amazon 読んでいて、「見たこと作文」と「…

授業で使えるかも:スマートニュース メディア研究所「メディアリテラシー教育 授業実践例」

スマートニュース メディア研究所が、メディアリテラシー教育の授業実践例を公開しました。メディアリテラシー、SNSとの付き合い方などは、非常に興味があるので、さっそくサイトへアクセスして、内容も見てみました。 授業実践例としては、以下の5つの事例…

戸田市立新曽小学校 授業レポート まとめ(2021年6月23日)

2021年6月23日に戸田市立新曽小学校を訪問し、小林湧 先生が担当される6年2組の道徳の授業を参観させていただきました。この授業では、一人1台もっているChromebookをどのように使うかというルールメイキングをみんなでしていました。 子どもたちが一人1台の…

戸田市立新曽小学校 授業レポート No.3(2021年6月23日)

2021年6月23日に戸田市立新曽小学校を訪問し、小林湧 先生が担当される6年2組の道徳の授業を参観させていただきました。お昼休みに6年2組の教室へ到着したので、休み時間の様子も見ることができました。 自分のChromebookを開いている子たちがすごく多いとい…

戸田市立新曽小学校 授業レポート No.2(2021年6月23日)

2021年6月23日に戸田市立新曽小学校を訪問し、小林湧 先生が担当される6年2組の道徳の授業で、子どもたちが一人1台もっているChromebookをどのように使うかというルールメイキングに取り組む様子を参観させていただきました。 授業後に6年生の先生方と一緒に…

戸田市立新曽小学校 授業レポート No.1(2021年6月23日)

2021年6月23日に戸田市立新曽小学校を訪問し、小林湧 先生が担当される6年2組の道徳の授業を参観させていただきました。この授業では、一人1台もっているChromebookをどのように使うかというルールメイキングをみんなでしていました。 授業の最初には、道徳…

書籍ご紹介:『クラウドで育てる次世代型情報活用能力』

東北大学大学院の堀田龍也 先生と東京大学大学院の山内祐平 先生 編著の『クラウドで育てる次世代型情報活用能力』を読みました。クラウドで育てる 次世代型情報活用能力: Google for Educationによる新しい学び作者:堀田 龍也,山内 祐平小学館Amazon 全部で…

書籍ご紹介:『はじめてのニュース・リテラシー』

白戸圭一さんの『はじめてのニュース・リテラシー』を読みました。フェイクニュースやデマなどに踊らされないように、「情報を得る力」は重要になると思っています。そのなかの「ニュースを読む力」として、タイトルになっている「ニュース・リテラシー」に…

授業設計で使えるかも:情報活用能力 #東京モデル

「とうきょうの情報教育」情報教育ポータルのサイトで、「情報活用能力 #東京モデル」が公開されています。 「情報活用能力を計画的に育成する」と書かれていて、「基本的操作分野」「情報活用分野」「プログラミング分野」「情報モラル・セキュリティ分野」…

書籍ご紹介:『ICTで変える国語授業2 ―応用スキル&実践事例集―』

野中潤 先生が編著をされた、『ICTで変える国語授業2 ―応用スキル&実践事例集―』を読みました。こちら、2年前にこのブログでも紹介した『ICTで変える国語授業 ―基礎スキル&活用ガイドブック―』の続編です。前回の「基礎スキル」→今回の「応用スキル」、前…

デジタルハリウッド大学「みんなを生きるな。自分を生きよう。」

このシーズンは、毎年恒例となりつつあります、デジタルハリウッド大学のブランドコピー「みんなを生きるな。自分を生きよう。」の紹介。デジハリらしいコピーで、本当に大好きなのです。 いま、GIGAスクール構想により、一人1台の情報端末の整備が進められ…

戸田市小・中学校児童生徒プレゼンテーション大会 レポート(2021年1月16日)

2021年1月16日に、戸田市小・中学校児童生徒プレゼンテーション大会が開催されました。今年度は緊急事態宣言を受け、YouTubeライブによる完全オンライン開催となり、自宅から参加させていただきました。 今回、京都にて教科を教えない学習塾「Studioあお」等…

授業で使えるかも:『アフターソーシャルメディア 多すぎる情報といかに付き合うか』

法政大学大学院 メディア環境設計研究所『アフターソーシャルメディア 多すぎる情報といかに付き合うか』を読みました。さまざまな調査を組み合わせて、スマートフォン、ソーシャルメディアなど新しいテクノロジーによって、「情報が多すぎる」状態について…

書籍ご紹介:『生きる力を身につける14歳からの読解力教室』

デジタルでさまざまな情報に接することが多くなり、読解力はこれまで以上に必要な能力になってくると思っています。そこで、いろいろと読解力に関する本は読むようにしています。今回は、犬塚美輪『生きる力を身につける14歳からの読解力教室』を読んでのメ…