教育ICTリサーチ ブログ

ICTを教育にどう活用できるか、現場目線でリサーチします。

西武学園文理小学校:卒業研究発表会

 3月2日に、西武学園文理小学校の6年生の卒業研究発表会を見学してきました。毎年の恒例行事で、この日のために、5年生のときから2年間、研究を続けてきています。
 2日間にわたって6年生が4つのブロックにわかれて、全員がプレゼンテーションを行います。保護者様にも開放されていますので、お父さん、お母さんが見に来ています。ビデオカメラやiPhoneなどで撮影をしている方も多く、恒例行事になりつつあります。
 小学生の頃にプレゼンしている動画が残っているのを、中学生や高校生になったときに見返せる、というのはなかなか幸せなことだなあ、と思います。
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 今年度は、教室を訪問してのコメントだけでなく、ビデオメッセージで檄を飛ばしたり、Skype質疑応答をしたりと、ICTを利用しての取り組みもスタートしました。


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 今年は、昨年度までに比べると、スライドの文字数が減ったと思います。箇条書きできちんと作ってあって、原稿を読まずにプレゼンテーションできていたのが良かったと思います。
 また、テーマに合わせて自分で実験した様子を撮影して、それを再生してプレゼンに組み込んでいたり、進化の過程を調べていた児童が猿人の歩行を実演してくれたり、「伝えよう」という気持ちを見せてくれたのがうれしかったです。
 この様子を見学に来ていた5年生が、また来年度、もう一方高みに上がってくれるだろうと思います。

 西武学園文理小学校での卒業研究に関しては、「スライドをどう使うか」などよりも、「好奇心をもって調べる」「人に伝えることの楽しさを知る」ということを知ってほしいと思っています。コンピュータ教室を使ってスライドを作ることもしますが、そんなことよりも、「これって何がいいたいの?」「みんなに伝わるかな?」「もっと伝わりやすい方法はないかな?」ということを、一人に対してなるべく多くの機会で語りかけたいと思っています。そのために、ICTを使っていきたいと思っています。
 今年度で、Skypeを使ってのコメントはやってみたので、来年度は、僕以外の人にも参加してもらって、グループディスカッションをしてみたいな、と思います。


 6年生のみなさん、本当におつかれさまでした。厳しいことをたくさん言ったけれども、2回も3回も、講評にスライドを持ってきた子もいて、感心しました。「人に何かを伝えること」が少しでも好きになってくれればいいな、と思います。またどこかで会えるのを楽しみにしています。
 6年生の先生方、卒業研究の指導は本当に大変だったと思います。おつかれさまでした。ご一緒できて楽しかったです!