卒業式に参加してきました
本日は、西武学園文理小学校の卒業式に来賓として参加させていただきました。今回の卒業生で6期生になるのですね*1。
門を入ると、すでに卒業生も保護者の皆様も、記念撮影をしていました。文理小学校の卒業式は、オリジナルのガウンを着ますので、独特の雰囲気があります。
いろいろな言語が飛び交う卒業式
卒業式の前に、来賓控室へ。理事長、校長先生のご挨拶があります。文理小学校の行事は、英語と日本語の両方で進行します。来賓控室でも、理事長の紹介で昨年まで文理で教えていられたMarc先生が英語でスピーチをしました。
卒業式本番でも、英語、フランス語、スペイン語といろいろな言語が飛び交います。
ICTは距離を縮めるツールにもなる
毎年毎年、卒業生を見送る卒業式にご招待していただけるのは本当にありがたいことです。僕は、卒業研究の授業をお手伝いさせていただいています。
今年の卒業生は、僕に対してすごく声をかけてくれます。これは、彼らがフレンドリーな子たちだ、というのもあると思いますが、それ以上に、学校に足を運んだ回数と、Skypeでの授業参加の回数が多いからだと思います。つまり、単純に僕の顔を見る回数が多く、僕と話をする機会が多く、僕のことをどんな人なのか、となんとなくわかっている人が多い、ということだと思います。
今年は初めて、Skypeを導入して授業に参加しました。これは大成功だったと思います。SkypeがつながるPCが1台とプレゼンに使うPCが1台、あとはプロジェクタとスクリーンがあればOKです。それだけで、外部の僕のようなスタッフを教室に引っ張り込み、児童たちと交流させることはできます。
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その結果として、児童たちの繋がりは強くなります。Skypeによって、こうして外の人をどんどん引っ張り込むことができると思います。文理小学校は埼玉県狭山市にあります。狭山まで行って授業に参加する時間はないという人でも、Skypeを使えば世界中どこからだって参加できます。こうして学校までの距離をないものにして、どんどん授業に参加する人を引っ張りこんでいきたいな、と思います。
卒業式に外の人を呼びましょう!
最後に、卒業式にはどんどん学校外部の人を呼ぶべきだと思います。今回の来賓の方でも、系列の中学・高校の校長先生や教頭先生が来ていましたが、それだけでなく、我々のようにカリキュラムを提供していたり、外部スタッフとして授業に関わっている人をどんどん呼べばいいと思います。
僕は来賓の席で、卒業証書授与と、その後のみんなの一言スピーチで泣きそうになりました…。そうなるともう、学校に対して「情がわく」のです。僕にとっては「特別な学校」なのです。そうした「特別な学校だ」と思ってくれる人を外部にどんどん生み出して、授業などにも来てもらうように、どんどん卒業式という晴れの場に、外部の人を呼んでほしいと思います。
1年間、外部からでも関わっていた6年生を見送らせてもらえることは、本当にうれしいことです。式に参加していた5年生を見て、来年の卒業研究も精一杯サポートしよう!と来年度への思いも新たにしました。こうしたファンが増えることこそ、学校にとっての財産だと思います。
西武学園文理小学校6期生のみなさん、ご卒業、本当におめでとうございます。保護者の皆様も本当におめでとうございます。
卒業式が始まる直前に、扉の前で、6年生の何人かに「先生のプレゼンも見てみたいな!」と6年生に言われたので、ぜひその機会が来るのを楽しみにしたいと思います。中学校に進学した後も、会えるかもしれませんから。その機会を楽しみにしたいと思います。
最後になりましたが、先生方、今年1年、卒業研究を中心にお世話になりました。本当にどうもありがとうございました。こうして長く1つの学校に関わらせていただけるのは本当に幸せです。来年度の卒業研究は、6期生を追い越したいと思います!7期生と一緒に。
来年度も、またどうぞよろしくお願いいたします。
*1:文理小学校の校舎ができる前から、「コンピュータ教室はどんなものにしようか」「コンピュータをどういうふうに学ばせるか」という部分でお手伝いをさせていただいていたので、職員室には先生が5人くらいしかいない頃から知っています。グラウンドも当時はまだなかったです。