教育ICTリサーチ ブログ

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【メディア掲載】教育家庭新聞で凸版印刷「やるKey」が紹介されました

 2015年6月1日付の教育家庭新聞で、第6回教育ITソリューションEXPOの報告記事が出ています。そのなかで、為田が凸版印刷ブースで行なったミニセミナーの中の、「やるKey」に関しての紹介がされています。「やるKey」については、開発に携わっているので、こうしてコンセプトをきちんと取り上げていただいているのは大変うれしいです。
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凸版印刷は、学習応援システム「やるKey」を活用する実証実験を、5月から11月まで古河市茨城県)と福生市(東京都)で行う。
「やるKey」は教科書のノウハウ、1人ひとりのデータに基づく指導、子供の頑張りが分かりほめられる仕組みによって、成績だけでなく「努力する力」を伸ばす学習支援システムだ。
フューチャーインスティテュートの為田裕行氏は、「教科書は子供がどこでつまずきやすいかを考えて、問題文が考えられている。文章も短い文章から長い文章へ、挿絵も問題文が理解できるように工夫されていることなど、丁寧に考えられている。こうした工夫をデジタルドリルに盛り込んだ」と述べる。
「やるKey」では、東京書籍の教科書をベースとしたデジタルドリルに、子供が不正解した時に別の問題を表示するリコメンド機能、子供の家庭での頑張りを教師がほめることで子供の学習意欲を引き出す履歴管理機能、子供が学習量か学習時間どちらかの目標を設定することができる目標管理機能などを提供している。

 実証研究のために、古河市福生市の小学校へ何度もおじゃましています。児童たちからも、「あ、タブレットの人だ!」と呼ばれていたりします。いくつかの学校では、実際に教壇に立たせてもらって、自分で説明もさせてもらっています。現場で実際に先生方に使っていただいてこそのサービスなので、先生方向けのヒアリングも合わせてさせてもらっています。今後、続報もしていきたいと思います。ご期待ください。

(研究員・為田)