教育ICTリサーチ ブログ

ICTを教育にどう活用できるか、現場目線でリサーチします。

玉音放送の原盤公開で、近現代史×反転授業の可能性を考える

玉音放送の原盤、公開

 8月1日のニュースで、「終戦玉音放送の原盤、宮内庁が公開 「聖断」の場も 」というのが出ていました。


NHKのテレビ番組「週刊ニュース深読み」でも、田原総一朗さん(80代)から、各年代でみんなで玉音放送を聴く、というコーナーをやっていました。www.nikkei.com

NHK「戦争証言アーカイブス」

 玉音放送、ネット上で聴けるのだろうかと思って検索してみたら、NHKサイト内で聴くことができました。cgi2.nhk.or.jp
 全文があわせて読めるのは非常にいいな、と。「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び…」というところがテレビ番組の終戦シーンとかでよく流れるので、なんとなくあそこから始まるのかと思っていましたが、実は国民だけでなく、軍部や官僚らに対しても、声かけがされていたりとか、全文を読むことができてよかったな、と思いました。
f:id:ict_in_education:20150802155954j:plain
 こちらの玉音放送NHKの「戦争証言アーカイブス」というサイトにまとまっています。玉音放送以外にもさまざまなコンテンツを見ることができます。


 また、「教育活用」というリンクをクリックすると、社会科の授業や平和学習などでの活用を想定したコンテンツが見られます。指導案も貼られています。袖ヶ浦高校の永野先生も指導案を寄せてらっしゃいました。
f:id:ict_in_education:20150802160004j:plain

cgi2.nhk.or.jpwww.nhk.or.jp

近現代史の学習は、反転授業で何とかできるところかもしれない

 NHKの深読みでは、ハッシュタグTwitterの意見も紹介されていたのですが、そのなかで気になったものをリンクしておきます。

 僕の通っていた高校でも、近現代史までは行かなかったです(まあ、もう20年以上も前ですが…)。時数が足りないのですよね。
 でも、近現代史であれば、動画や音声などが残っているものもあるので、上手にiTunes Uなどで課題設定をすれば、授業を反転学習で教えられないだろうか、と思いました。
 ついでに、Googleドキュメントでアンケートフォームを作って、「これについてどう思うか?」という質問をとって、ディスカッションをしたりできないかな、と思いました。あ、ednityなどでもできそうですね。www.appsupport.jp

 近現代史を知ることで、社会へ出るためのさまざまなトレーニングになるのではないかと思います。難しいのは、まったく歴史に興味を持たない児童、生徒がどれくらい反転授業で動画を見てきてくれて、問題意識を持ってくれるか、という部分が課題ですかね…。
 先生の働きかけが非常に大きな役割をもつな、と思います。このあたり、先生方とじっくり一度お話ししてみたいです。

(為田)