教育ICTリサーチ ブログ

ICTを教育にどう活用できるか、現場目線でリサーチします。

授業で使えるかも?: 方言チャート×「方言と共通語」(小5)

方言チャートをあらためてやってみました

 少し前にネットで流行った、方言チャート。このサービスを作っていたのが、東京女子大学の篠崎晃一先生のゼミだということを知り、びっくりしてあらためてやってみました。

ssl.japanknowledge.jp


 以前は都道府県版だったのですが、いまや日本全国を100に分けたバージョンに進化しています。
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 やってみたことがある人も多いと思いますが、質問が表示されて、「はい」「いいえ」と答えていくという形式です。
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 いろんな問題が出ますが、見事、「神奈川県出身」と出身地を当てられてしまいました。
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 何問も何問も「いいえ」を押したのですが、そこで出てきた問題があまりにもおもしろかったので、びっくりしました。

  • 翌日、家に不在の時、「明日、家におらん」と言うことがありますか?
  • 授業で先生にあてられるとき、「先生にかけられる」と言うことがありますか?
  • 「歌詞の1番、2番」のことを「1題目、2題目」と言うことがありますか?
  • 小学校で教室に並べてある机の列のことを「一の川、二の川...」と言うことがありますか?

 などなど、おもしろいなあ…。「ええ、そんな言い方あるの!?」と質問を眺めているだけでもおもしろいです。

授業で使えないだろうか?

 と、いろいろ方言を見ていたら、小学校の頃の国語の授業で、方言を扱った文章を読んだことを思い出しました。検索してみると、光村図書の国語教科書、小学校5年生でやる「方言と共通語」だということがわかりました。
 「これ、ほかしといて」と言われた何かを、「保管しておきましたよ」と言い返す、みたいなくだりがあったように記憶しています。この授業の導入とかに使ってみたらおもしろそうですね。
 小学校だと出身地はほとんど同じになってしまうので、授業参観の日にやって、グループを作って、そこでタブレットを1台ずつ渡して、保護者に答えてもらって、正解になるかどうかとか、どんな質問が出たかとかを共有していくとか。多様な方言があることを、クイズ感覚でおもしろおかしく学べるのではないかな、と思いました。
 教科書で紹介されるよりもたくさんの事例を短時間で見られるのもいいと思いました。


 ちなみに、神奈川県民として僕が特定されるのは、下の質問です。ずーっと、標準語だと思ってましたよ…。
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 篠崎先生のインタビュー記事もおもしろいです。ご参考に。www.yomiuri.co.jp

出身地(イナカ)がわかる方言 (幻冬舎文庫)

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(為田)