毎日新聞「学びを支える:タブレットの可能性/中 苦しみ救った勉強道具」という記事が出ました。
「僕にとって(タブレット端末の)iPad(アイパッド)はノートでもあり、教科書でもあり、鉛筆や消しゴムでもある。誰もが自分に合った勉強道具が選べるようになればいい」
毎日新聞「学びを支える:タブレットの可能性/中 苦しみ救った勉強道具」
誰もが、自分にあった学びのスタイルを選べるようになってほしいと思います。手書きが苦手な子がいれば、手書きでない方法も使えるようにしたい、ということで、すべて手書きをやめてデジタルで…ということではないのです。
ICTを考えるうえで、こうした視点も入れていかなければならないと思います。
ICTは、「みんなと一緒には学べない」子どもたちにとって、救いになり得ると思っています。表現手法としてもそう、コミュニケーション手段としてもそう。身の周りにまったく自分と気の合う人がいなくても、遠方の人とコミュニケーションができます。家から一歩も出ないでも、アプリを作って世界を相手に売る、ということもできるようになります。
そういう時代だから、日経新聞「「学校外で義務教育」18年にも新制度 自民慎重派容認」というのも、非常にうれしい動きです。これも多様な学びのスタイルを保証することにつながります。
http://www.asahi.com/articles/ASHCD5VLJHCDUTFK00J.htmlwww.asahi.com
(為田)