先生向けのアンケート「パリ同時多発テロについて、教室で話しましたか?」を昨日から期間限定でオープンしています。実は、テロ発生直後に、フランスのナジャット・ヴァロ=ベルカセム教育相*1が教育関係者と保護者に向けたメッセージを出しているそうです。
www.cafeglobe.com
(前略)(教育者である)あなた方は、現代世界を理解するのに必要な知識を子どもたちに与える立場にあるわけですから、彼らの問いに答えることが必要です。その対話は、もちろん、容易なものではないでしょう。この容易ではないミッションの助けとなるよう、ガイドラインと資料を準備しました。
引用元は下のリンクです。フランス語→日本語のGoogle翻訳はいまいちだったので、英語に翻訳するといいかと思います。
http://www.education.gouv.fr/cid95390/message-de-najat-vallaud-belkacem-aux-enseignants-suite-aux-attentats-du-13-novembre.htmlwww.education.gouv.fr
こうした事件などに対応して、ガイドラインや資料などを、一瞬で展開できるのはICTのいいところですね。教育だけに限らず、仕事などライフスタイルすべてで同じです。教育クラウドは、こうした点でも効果を発揮するかもしれないな、と思いました。
どんなガイドラインと資料なのか、見てみたいですね。いつか日本語訳も出るでしょうか…。せめて英語版で読めないものでしょうかね。
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この動きに呼応して、というわけではないのですが、教室での対話が大事なのはフランスだけでなく、日本でも同様です。だからこそ、先生方が教室でどういった話をしたのか、記録し、シェアすることは重要かと思いました。
そのためにアンケートをお願いしています。アンケートについては、以下のリンクからお答えいただけます。引き続き、先生方の声を聞かせて下さい。
blog.ict-in-education.jp
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
(為田)
*1:まだ38歳!