教育ICTリサーチ ブログ

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教材に使えるかも?: ニューヨーク公共図書館のDIGITAL COLLECTION

 TwitterのTLで流れてきたlifememo.jpを読んで、ニューヨーク公共図書館のDIGITAL COLLECTIONにアクセスしてみました。
digitalcollections.nypl.org

 タイトルページを見ると、ニューヨーク公共図書館のコレクションからデジタル化した672,002アイテムが公開されているらしい。さらに、毎日増えているようです(「Living database」というのですね)。
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 検索ボックスにカーソルを合わせると、パブリックドメインのものだけを検索できるようにチェックボックスも表示されます。
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 「ukiyoe(浮世絵)」とかで検索してみると、こうした美術品などがヒットします。元記事の「源氏物語」もたくさん出てきました。データが重たいのか、表示に時間がかかりました。もし教室で見せたいときは要注意ですね。
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 文化史的なものだけでなく、社会科史料としても使えるかな、と思い、「Japan Treaty」などで検索かけてみました。
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 こうした歴史的な写真などが見られるのは、社会科の図版として使うこともできるかな、と思いました。
 写真の下にスクロールさせていくと、その写真が含まれているコレクションのタイトルなどが表示されているので、そこをクリックしてたどることで、さらにいろいろな史料にアクセスできると思います。
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 「hollywood」とかやると、写真などが出てきます。アメリカの街の名前や産業の名前を入れるとおもしろいかもしれません。
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 「ford」で検索してみると、なるほどヘンリー・フォードの写真が多く出てきます。英語のReadingのときの教材として使えるものがあるかもしれません。
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 図書館のコレクションやアーカイブがこうしてデジタルで見られるのは本当に良いサービスだと思っています。前にも、ベルリン自然史博物館の標本デジタルプロジェクト「ZOOSPHERE」を紹介したことがありますが、どんどん世界中の図書館、博物館がデジタル化されて、いろいろとみられるようになってくれるといいですね。
blog.ict-in-education.jp

(為田)