Kindleセールをやっていて、【全15巻合本版】角川インターネット講座<角川インターネット講座> (角川学芸出版全集) [Kindle版]が出ています。これはちょっとすごいと思います。講座としてそれぞれが分冊ですでに発売されているものを、「全15巻合本版」で出し、かつ1冊ずつ買っていたら21,600円のところを、2,700円です。(セール期間は2月4日まで、と言われているようです)
それぞれにいいなあ、とチェックしていたのですが、それがまとめてこのお値段なら、いつ読めるかは別として、Kindleで持っておこうかな、と思わされます。
- 【1巻】「インターネットの基礎」 村井純(慶應義塾大学環境情報学部長)
- 【4巻】「ネットが生んだ文化」 川上量生(カドカワ株式会社代表取締役社長、角川アスキー総合研究所主席研究員)
- 【5巻】「ネットコミュニティの設計と力」 近藤淳也(株式会社はてな代表取締役会長)
- 【6巻】「ユーザーがつくる知のかたち」 西垣 通(東京経済大学コミュニケーション学部教授、東京大学名誉教授)
- 【7巻】「ビッグデータを開拓せよ」 坂内正夫(国立研究開発法人情報通信研究機構理事長、東京大学名誉教授)
- 【8巻】「検索の新地平」 高野明彦(国立情報学研究所教授、東京大学大学院コンピュータ科学専攻教授)
- 【12巻】「開かれる国家」 東浩紀(思想家、ゲンロン代表)
こうしてシリーズ物をまとめて読めるようにする、というのは電子書籍の強いところだなあ、と思います。しかも、15冊買っても場所をとらない。学校の図書室で、Kindle端末を1つ買っておいて、入れておけば予算節約にもなると思うし、書棚のスペースも取らないし、いいのではないかな、と思ったりします。
と思ったら、完全電子化の公立図書館「Biblio Tech」というのが2013年にすでにアメリカに誕生しているのですね。どんな感じなのか、利用者はどんなふうに使っているのか、興味ありますね。公式サイトに行くと、ブログが設置されていますが、ユーザー同士でやりとりがあったり、ピアレビューができるようになったり…となるとすごくおもしろいかもしれないな、と思いましたが、それはすでにAmazonでできているかもしれないな…。
www.youtube.com
(為田)