神奈川県のサイトで、「神奈川県教育委員会と民間企業との共同研究に係る協定締結について」というリリースが出ていました。
県教育委員会は、Classi株式会社及びリクルートマーケティングパートナーズ株式会社と、授業力の向上に向けた共同研究の協定を結びます。
1 概要
県教育委員会では、授業力向上の推進に係る指定校において、標記2社の提供している学校支援クラウドサービスを利用し、多数の生徒に対する定点的な観察を通して、ICT教材の活用方法について共同研究を行うために、協定を結ぶこととしました。
2 共同研究企業
○Classi株式会社
・株式会社ベネッセホールディングスとソフトバンク株式会社の合弁会社
・学校支援クラウドサービス「Classi」を提供
○リクルートマーケティングパートナーズ株式会社
・学校支援クラウドサービス「スタディサプリ」を提供
県立高校改革実施計画(Ⅰ期)における授業力向上推進重点校6校及びICT利活用授業研究推進校6校の合計12校の県立高等学校の1年生全員を対象にサービス利用のアカウントを付与するそうです。Classiとスタディサプリと、使う高校を分けて、比較もできそうです。それぞれのアプリを利用する高校は以下のとおりです。
それぞれの高校のサイトを見てみましたが、まだこのニュースについてのフォローなどはありませんでした。学校でタブレットを持っているのでしょうか。それとも、高校生の自分たちのスマホなどを持ち込んでOKにするのでしょうか。学校の授業で使うのか、それとも家庭での活用という形をとるのか。非常に興味深いです。
一足先にスタディサプリを活用している、奈良市立一条高校の事例とあわせて、注目していきたいと思います。
(為田)