Twitterで「お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな」というマンガの中のセリフが、煽り文句として使われている、というのを読みました。実際、このセリフで検索をかけてみると、たくさん出てきてびっくりしました!
それに対して、作者の日本橋ヨヲコさんが、「解像度悪いのを使わずに、これを使って」と画像をTwitterにアップしていました。
この画像も使ってくれて全然かまわんのだけど、正直「解像度わる〜い」のが切なかったんでもうちょいマシなの置いとくからこっち使ってくれよな!んで本編だと世間的に使用されてるニュアンスじゃないから少女ファイト1巻よかったら読んでくれよな! pic.twitter.com/8GHdeAe2Op
— 日本橋ヨヲコ★1/21少女ファイト18巻特装版重版御礼 (@yowoko) 2016年6月10日
作者本人とこんなふうに繋がることができるのだなあ、と時代を感じました。
こんなに簡単に作者と交わることができる時代、国語の授業はいろいろなことができるようになるかもしれないな、と思いました。Twitterを入口にして、本を読むようになる人もいるだろうと思うし、そうした使い方もおもしろそうではないですか?
例えば、俵万智さんのTwitterでこんなのがありましたが、こういうことがどんどん起これば、教科書の中の作品の読み方が変わってきたりするのではないかな、と思うのです。
以前、電車で女子中学生に「教科書で見ました!まだ生きてたんですね!」と握手を求められたことがあるけど、ツイッターを始めて、似たようなことを、ちょいちょい言われる。うん、まだ生きてるよ~。
— 俵万智 (@tawara_machi) 2012年3月18日
国語の物語や短歌や俳句などの作品を国語のなかでだけでなく、他の部分でも触れられるようにする、そうして国語の教材が教科書や副読本→紙の本→リアルタイムなメディア…と広がっていくことができるのではないかな、と思いました。
(為田)