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教育ICTリサーチ ブログ

ICTを教育にどう活用できるか、現場目線でリサーチします。

Kindle、学校の図書室に導入されればいいのに。

教育ICT利用の目的 目的-6. 教材拡充 目的-9. 学習環境拡充

 この春から、Kindleで本を読んでいます。ずっと紙の本を好きで読んできたのですが、学校へのICT導入の時に、「電子書籍」という選択肢もあればいいな、とずっと思っていて、その実践として自分自身が電子書籍を読んでみようと思ったからです。

電子書籍の好きなところ

 たくさんの本を並行して読むのが好きなので、何冊かをカバンの中に入れて持ち歩くと場所を取るし重たいし、あまり好きではなかったのですが、Kindleであればそうした心配がないのはとてもいいと思っています。

 また、「あ、この本、いいこと書いてある」「仕事で使えそうな表現…」などのように思ったときに、今まではページの端を折ったり、OneNoteにメモをしておいたり、ということをしたのですが、結果的にそれを「見返す」ということが非常に難しかったのです。、
 Kindleでは、ドラッグすることで文章をハイライトすることができ、それが自動的にストックされていきます。こうして簡単にまた本文にあたることができるのは非常にいいな、と思いました。
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 ページの端を折っても、結局リアルな本にあたらなければ、内容は読めなかったので、「あ、あの本、家だ…」ということもあったのですが、電子書籍ならばデータはクラウドにあるので、KindleであってもiPhoneKindleアプリであっても、同じようにハイライトした部分を参照することができます。
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 とても、とてもいまさらですが、Kindleとてもいいなあ、と思っています。唯一不便だな、と思うのは、友達に本を貸し借りできないところかな。まあ、これは仕方ないかな、と思っていますが。

学校でKindleが入ったらどうだろうか?

 本をデータとして持てる、ということは、学校の図書室にとっては、蔵書量が面積によって制限されない、ということになると思います。また、もしクラウドで共有ができるのであれば、同じ本をみんなが同時に読む、ということもできるようになります。学校の図書室にKindle貸し出しサービスがあればいいのに…と思います。どこか、やっている事例はないでしょうかね…。

 AmazonKindle Unlimitedが月額980円で始まって、Kindleが読み放題になる、という報道もちらりとありました。ぜひ、実現してほしいな、と思います。どんな本が入るのか、によっても大きく変わりますが、非常に可能性のあるサービスだと思います。
www.itmedia.co.jp

紙の本と電子書籍

 「紙の本のあのめくる感じがいい」など、さまざまな反対意見も聞きますが、これはKindleを通じて、どんな価値を子どもたちに伝えたいのか、という話だと思います。「たくさんの本に触れる機会をあげたい」というのであれば、Kindleは選択肢として十分だと思います。
 さらにハイライト機能があって、何度も読み返す契機になったり、Amazonでレコメンドされた同じ作者の別の作品を読むようになったり、そうしたことを一人一人にたいして行う、というのは学校の司書の先生方がやりたくても、手が届かなかったところではないのかな、と思います。
 司書の先生の仕事がKindleに奪われる、という話ではありません。KindleAmazonにできることと、司書の先生にできることは違うと思います。その違いにこだわって、仕事を続けていけばいいのだと思います。

 実際、一度使ってみると、Kindle本当にいいです。iPhoneKindleアプリだけでなく、端末欲しくなってしまいました。学校の図書室にKindleが並んでいる様子を見て、子どもたちがKindleにどんなふうに触れるのか、見てみたいと思います。そんなことを実現している学校があれば、ぜひ教えて下さい。取材に行きたいです!


(為田)