玉川大学で10月23日に「2016年玉川大学 教師教育フォーラム」が開催されます。申し込みページはこちらです。
プログラムは以下の通りです。
10:00 【講演】
文部科学省 初等中等教育局長 藤原 誠
「3つの中教審答申と今後の教員養成」
10:50 【ショートレクチャー】
玉川大学 学長 小原 芳明
「教員の資質能力の向上(答申)に向けた大学の教員養成」
11:10~12:30 【シンポジウム】
テーマ:3つの答申をふまえた教員養成大学の果たす役割
-養成・採用・研修の各段階との連携-
シンポジスト:
独立行政法人 教員研修センター理事 髙口 努
千葉大学 特任教授 天笠 茂
文部科学省 初等中等教育局教職員課長 佐藤 光次郎
玉川大学 教師教育リサーチセンター長 森山 賢一
コーディネーター:
一般財団法人 学校教育研究所代表理事 若月秀夫
13:30~17:00 【分科会】
1.国語教育 2.道徳教育 3.理科 4.数学
5.体育 6.幼児教育 7.美術 8.国語
講演、ショートレクチャー、シンポジウムといずれも興味深いです。特に、「教員養成」という部分について、個人的には、「教育の情報化」を文部科学省が進めているわりに、教員養成課程があまりそれにつれて変わっているように見えていないので、答申を踏まえて教員養成のあり方はどのように変わっていくのかということに興味あります。
また、各教科の分科会の詳細は、こちらで見られます。いくつか、興味ある分科会をピックアップします。
4. 数学は「これからのプログラミング教育のあり方」です。一人1台でタブレットを整備したモデル校で、エバンジェリストと呼ばれる先生方が実践を進めている、古河市教育委員会の平井先生がゲストスピーカーでいらっしゃいます。
6.幼児教育は「幼児期の『考える』を考える」。なんて魅力的なタイトルでしょう。以前、課外でコンピュータを教えに行っていたことのある西鎌倉幼稚園の光葉先生がゲストスピーカーでいらっしゃいます。
8.国語は「グローバル社会における国語教育」。いま、東京書籍の国語教科書編集部の皆さまにお世話になっていることもあり、「国語教育とはどうあるべきか」的なことに非常に興味があります。教科書編集部の皆さんにも教えられることは本当に多いのです。グローバル社会において、「言語能力としてどんなことが求められるのか」、そして教科としての国語はそれをどう教えるのか。気になります。
こんな盛り沢山な、2016年玉川大学 教師教育フォーラム、ご興味ある方はぜひ、ご参加ください。