11月8日に、和光中学校・高等学校の小池則行先生を訪ね、授業を見学させていただきました。見学したのは、高校1年生の情報の時間です。
授業が行われるコンピュータ教室には、ずらりと46台のMacが並んでいます。生徒たちは、自分のMacの前に座ると、各自のIDとパスワードでログインします。Google Classroomを使っているため、それだけで自分のメールなども読めますし、クラスの共有ドライブにも簡単にログインすることができます。
教室の壁には、SquareやCoiney、Money Forwardなどのサイトが出力して貼られています。小池先生によれば、それと共に、新しいタイプの美しいウェブページを見てウェブデザインのセンスを身につけてくれたらな…というねらいもあるそうです。
どのような掲示物を貼るかというのも先生方のメッセージだと思うので、こうしたイノベイティブな思考をしていくこと、世界を変えることに関わっていくこと、そうした行動への第一歩を踏み出すために、ICTを使ってほしいというメッセージにもなるかな、と思いました。
コンピュータ室に並んでいるMacだけでなく、外部で使うためiPadなども揃っています。コンピュータ室以外でもICTを使った授業をしてもらうために、こうした機器を揃え、またGoogle Classroomを導入することで、ネットに繋がってさえいれば、どこにいても学べるという環境が実現できそうだと感じました。
まだまだ一般教室での稼働は少ないということですが、逆にまだキャパシティがあるということなので、何人かの先生方が一般教科でも使っていくようになると、どんどん使われるようになるのではないかと思います。
小池先生によると、「新しい時代の端末として、Chromebookの運用も始めています。Chromebookは起動が早く、G-suiteと親和性が高いので、授業での活用面でのメリットが非常に高いです。この端末を使い始める先生もだんだんと増えてきています。」とのことでした。
No.2に続きます。
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(為田)