オフィスに「学習塾白書 2016」が届きました。学習塾業界に限らず、教育についての情報がぎっしり詰まっています。今年は取り掛かるのが遅くなり、編集チームに迷惑をおかけしました…。その分、中教審の答申まで情報が入ったりしましたが(笑)
為田が執筆しているのは、「塾業界における教育ICT」の部分です。新しいサービスがたくさん出ている領域でもありますし、これまでの学習塾業界にはいなかったプレイヤーが新しく参入してきていることもあり、いろいろな動きがありました。特に、外部から来た企業が、塾業界/教育業界にずっといたプレイヤーと一緒になって何かを始める動きには興味があります。テクノロジーによって物事を変えていくのではなく、“教室での児童・生徒とのやりとり”や“先生の教えるという活動”をしっかり見据えて、それをテクノロジーで補完していく、という動きが出てきてほしいと思うからです。
月刊私塾界でのニュースと、月刊私塾界で連載をしている「教育ICT行」とをミックスしてタイムラインにまとめてもいます。毎年、これをまとめることで、1年を総括することができて、執筆をしながら自分自身の情報整理にもなっています。
特に、文部科学省の「教育の情報科の推進」ページからリンクされている、政府関係の文書は読み応えがありました。
今年も本当にお世話になりました。教育ICTのページだけでなく、業界の先輩たちの渾身のリサーチもぜひお読みください。
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(為田)