昨年2月にも紹介し、「ああ、買い逃した…」と言っていた人も身の周りに多かった、角川インターネット講座 全15巻合本版ですが、またKindle版が特別価格で出ているそうです。通常価格が40500円のところ、3240円で全15巻、購入できます。
前回にも紹介しましたが、読みたいものがいくつも。以下のあたりはぜひ読みたいと思っています。
- 【1巻】「インターネットの基礎」 村井純(慶應義塾大学環境情報学部長)
- 【4巻】「ネットが生んだ文化」 川上量生(カドカワ株式会社代表取締役社長、角川アスキー総合研究所主席研究員)
- 【5巻】「ネットコミュニティの設計と力」 近藤淳也(株式会社はてな代表取締役会長)
- 【6巻】「ユーザーがつくる知のかたち」 西垣 通(東京経済大学コミュニケーション学部教授、東京大学名誉教授)
- 【7巻】「ビッグデータを開拓せよ」 坂内正夫(国立研究開発法人情報通信研究機構理事長、東京大学名誉教授)
- 【8巻】「検索の新地平」 高野明彦(国立情報学研究所教授、東京大学大学院コンピュータ科学専攻教授)
- 【12巻】「開かれる国家」 東浩紀(思想家、ゲンロン代表)
こうしたことを読んで、授業がどう変わるか、という直接的なところにすぐ繋がるかは別として、こうした背景を知っていることで、授業の企画の中に新しい視点が入ったり、将来的にどんな社会がやってくるのか、という知識のアップデートはできるのではないかと思っています。
忙しい先生方には、Kindleでスマホの中にデータとして持っていて、スキマ時間で少しずつ読んでいく、というのはいいかな、とも思います。気になった箇所はハイライトしておけば、あとで検索をかけることもできますし、教室で生徒たちにちょっと紹介してみるということもできるかもしれません。
(為田)