2016年11月25日に、京都教育大学附属桃山小学校の教育実践研究発表会に参加しました。テーマは、「誰でも指導できるメディア・コミュニケーション科を目指して ~教科としての質を高め、普遍的に指導することができるように~」でした。
今回は、教室環境について、少しだけ書きたいと思います。京都教育大学附属桃山小学校の教室では、ホワイトボードを開くと、70インチの電子黒板が現れます。京都教育大学連合教職大学院の浅井和行 教授が講演のなかで、エピソードとして話をされていましたが、「50インチじゃ教室の後ろから見えないんじゃないか?」という懸念に応えて、これにしたそうです。浅井先生は、とにかく何度も「子どもが中心」と言われた、と研究開始当初のことを講演で話されていましたが、こうした点でも、京都教育大学附属桃山小学校の教室環境は、“子ども中心主義”でデザインされていると言えると思います。
No.4に続きます。
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(為田)