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教育ICTリサーチ ブログ

ICTを教育にどう活用できるか、現場目線でリサーチします。

戸田市 図工美術の先生方向け 「クリエイタブルズ」有志研修会 レポート(2017年3月1日)

クリエイタブルズ 教育ICT利用の目的 目的-2. モチベーション喚起 目的-6. 教材拡充 目的-9. 学習環境拡充 講演・研修

為田がスクール・アクティベーションの役割を担っている、子どもSNS「Creatubbles(クリエイタブルズ)」についてのエントリーです。

 2017年3月1日に、戸田市教育委員会の戸ヶ崎勤教育長のご協力で、戸田市の図工の先生、美術の先生向けの「クリエイタブルズ」有志研修会を開催していただきました。年度末、平日の夜にもかかわらず、12人の先生方にご参加いただきました。
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 90分の研修会の前半は、クリエイタブルズがどのようなものなのかの説明を行いました。クリエイタブルズに図工美術の作品をアップロードし、世界中のクリエイターと作品を介したつながりができることを説明しました。

 クリエイタブルズでは、できることは大きく分けると3つになることを説明しました。

  • 作品アップロード
    • 個人情報につながるものがアップロードされないようになっています。
  • バブルをもらえる
    • 世界中にいるクリエイタブルズのユーザーからバブル(Facebookの「いいね!」に相当)がもらえます。
  • コメント
    • 心ないコメントが児童・生徒の目に触れないように、管理者がコメントを表示するかどうかについて承認する機能があります。

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 機能を紹介した後は、先生方にその場でタブレットPCを操作してもらってクリエイタブルズにログインしてもらい、アカウントを作成してもらいました。また、その場で実際に作品をアップロードすることができるように、作品をお持ちいただきましたので、写真を撮影してアップロードする先生方もいらっしゃいました。また、さすがに図工・美術の先生方で、その場でさらさらとイラストを描いてアップロードする先生もいらっしゃいました。さっそくアップロードされた作品にはバブルがたくさんついていました。
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 戸田市教育委員会の戸ヶ崎勤教育長は以下のようなコメントをFacebookに投稿してくださいました。

 Creatubblesは世界50か国以上の人々が利用しており、図工美術の作品など画像を投稿することで、世界中の人々と作品を介したつながりができるアプリです。投稿画像を見た人が「いいね!」と感じたら、バブルをつけたり、コメントを書いたりすることができます。自分の作品を海外の方に評価されたら子供たちは喜ぶことでしょう。さらに、バブルをくれた方の国に興味を持ち、その国を調べるきっかけになるかもしれません。また、ギャラリーを作成することができ、ネット上で展覧会をつくることもできます。さらには、デジタルポートフォリオとして学習の蓄積で活用することもできれば、学習したことを発信することにより「社会に開かれた教育課程」の一端を担うこともできます。今回の研修などを通して、「図工美術のまち」の復活となるよう願っております。

 戸ヶ崎教育長がおっしゃられているように、ネット上で展覧会を行うことができれば、自分の学校の児童・生徒だけでなく、戸田市内の全小学校・中学校の児童・生徒の作品を見ることが可能になります。実際に、先生方が研修会の中でディスカッションしていたなかでは、「たくさんの作品を鑑賞させることがいいかもしれない。教室内でクラスメイトとコメントし合うのであれば、面と向かってするのがいいけれど、他の学校の作品を鑑賞することを活動にとりこむことができるかもしれない」という言葉も出ていました。
 また、デジタルポートフォリオとしての使い方についてのコメントも、まさにそのとおりだと思います。小学校1年生から中学校3年生まで、戸田市立の小学校にいる限り、ずっとデータを残すことができるので、「去年の3年生の作品を見てみよう」というような授業も可能になりますし、児童・生徒が自分の作品について振り返ることもできます。

 来年度以降、授業の中でクリエイタブルズを活用して、多くのコミュニケーションがクリエイタブルズ上で行われるようになるといいなと思いました。

 お声掛けをくださった教育長、教育委員会の皆さま、年度末のお忙しいなか、平日夜にご参加いただきました先生方、本当にありがとうございました。


(為田)