教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

教材として使えるかも?: FacebookのCEO マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)のハーバード大学の卒業式でのスピーチ

 この週末、FacebookのCEO マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)のハーバード大学の卒業式でのスピーチがとてもいいと、Facebookのニュースフィード(とTwitterのタイムライン)で知りました。

 さっそく、日本語訳からまずチェックしました。まず大意を知っておいてから英語でスピーチを聴きたいな、と思ったためです。スピーチは、声の質、表情、話すスピード、そうしたものすべてを見たいな、と思うので、まず大意を調べます。
keizokuramoto.blogspot.jp

 30分ちょっとのスピーチはYouTubeにアップされています。すごくメッセージ性のあるスピーチです。
www.youtube.com

 特に好きな箇所、ここ。自身がモデルとなった映画「ソーシャル・ネットワーク」もジョークの種にする箇所です。

Movies and pop culture get this all wrong. The idea of a single eureka moment is a dangerous lie. It makes us feel inadequate since we haven't had ours. It prevents people with seeds of good ideas from getting started.

 それから、教師である奥さんと共に関わった子どもたちの話をする箇所も、本当にぐっと来ます。
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 英語でスピーチ原稿を見ることもできます。
www.businessinsider.com

 日本語と対訳したり、ディクテーションの教材にしたり、いろいろとできそうです。その際は、英語の勉強となるだけでなく、もっと大事なAttitudeを学べる教材になることでしょう。こうしてUp-to-dateなスピーチをすぐに教材として使えるというのは、ICTを使うことの本当に大きな意義だと思っています。


(為田)