教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

小学校4年生の息子が家庭でiPadを使っている

 先日、沼津市にある沼津港深海水族館へ行ってきました。冷凍シーラカンスは世界中にここだけしか展示されていないそうです。
www.numazu-deepsea.com

 ここで、ダイオウグソクムシが飼育されているのですが、水槽の前で、小学校4年生の息子が自分のiPadを取り出して、撮影をしていました。画面も大きいし、あとで自分で見返すときも一人でできるし、操作がかんたんなのだと思います。
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 うちでは利用時間に制限を設けてはいますが、iPadをどんどん自由に使っています。電車に乗る時間が長い旅ならば、Kindleでサッカー漫画を読みふけっています。Kindleにどんな本を入れるかは、父である僕が決めています。リクエストは受け付けますが…。以前は、「持ってきた本が読み終わっちゃった」と言って、本屋へ連れて行かれることも多かったですが、とりあえず漫画ではありますが、そうした状況はクリアです。Kindle、もう少し児童書が増えるとうれしいですねえ。あと、サッカー漫画ばかりでなく、日本の歴史とかも読んでほしいぞ…。
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 沼津へ遊びに行ったときも、出先でMinecraftをやっていました。作ったマップを見せては、「これがね…、これはね…。こうやろうと思ったんだけど、それだとうまくいかなかったから、こうやったんだよ」とどんどん説明してくれます。まだまだ、プログラミングをやっているという感じではまったくないですが、自分の思うとおりにさまざまなものを心ゆくまで作れる体験をしてもらうことは大切だと思い、自由にやってもらっています。
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 わからないことがあれば、「おっけー、ぐーぐる」と言って検索もかけています。ローマ字も習ったから、そろそろ自分でキーボードも使えるかもしれないけれど。

 そんな彼が通っている小学校では、まだiPadを使うような授業はありません。iPadにどんな可能性があるのか、怖がらずに子どもに使ってみてもらうのは、非常におもしろいと思います。先生方も、最初は学活のときだけとか、体育の時間だけとか、限られた時間だけの活用でもいいので、実際に学校で子どもたちに触ってもらえばいいのに、と思います。何か新しい活動のアイデアが、先生だからこそ思いつくのではないかな、と思っています。

(為田)