Ludix Labでご一緒している、東京大学 大学総合教育研究センターの藤本徹先生が監修を担当した、イーオンのVRに対応した英会話学習アプリ「英語でおもてなしガイド」がリリースされたそうです。
www.itmedia.co.jp
イーオンのリリースは以下で読むことができます。
www.aeonet.co.jp
もともと対面講座をベースに作っているということ、また会話を習得するための流れのようなものもきちんと設計されているように思いました。ニュースやリリースなどから情報をメモしておきます。
- イーオンの対面講座「英語ボランティアガイド 初級コース」の内容がベース。
- 英語を使って外国人観光客をガイドするシーンをVRで再現する。
- 質が高く臨場感のある学習環境で、会話能力の早期向上が可能になる。
- コンテンツは2ツのパートで構成される。
- ヘッドマウントディスプレイを装着して、「VRボタン」を選択することで、VRで会話を練習できる。
- 難易度を上げることで、英文の穴空が多くなっていき、ユーザー自身が発話内容を考える部分が増えていく。
- 視線の動きも分析し、「よそ見をしていましたね」などのコメントもされる。
マルチエンディングなのもおもしろいと思いました。ゴールは会話をできるようにすることであり、会話とは定型文のやりとりだけでなくて、パーツとして単語や表現を入れ替えたりすることができなければならないわけで、そうした部分が組み込まれているのはいいと思いました。
また、英会話をVRで練習するということは、シーンに没入することができると思います。没入して会話練習ができるというのは、学校の教室などでも周りを気にせずに練習できるということにつながるのかな、と思います。こうしたコンテンツが、子どもたち向けにも使われるとおもしろそうだな、と期待しています。
(為田)