教育ICTリサーチ ブログ

ICTを教育にどう活用できるか、現場目線でリサーチします。

【木曜新美術館SP】Takram緒方壽人&東大稲見昌彦インタビュー No.1

 YouTubeで、「【木曜新美術館SP】Takram緒方壽人&東大稲見昌彦インタビュー」を見ました。タイトル通り、Takram緒方壽人さんと、東大の稲見昌彦さんのインタビュー2本が収録されています。ほぼ40分の動画ですが、とてもとてもおもしろかったので、メモをしながら聴いていました。
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 No.1では、Takram緒方壽人さんのインタビュー部分のメモなどを。
 Takramには、最近は非常に興味をもって見てきています。DesignとEngineeringを越境している仕事が、本当におもしろいと思いますし、Podcastを通じての情報公開もとても勉強になっています。
www.takram.com

 Takramの仕事として、以下のようなものが最初に紹介されています。

  • Takramのしごと
    • DesignとEngineeringを融合。一人の人間が両方できる。
    • DesignとEngineeringの両方をやれるからこそできる領域がある。さらに、Businessを加えた3つでのハイブリッドに。
    • いろいろな仕事

 「DesignとEngineeringの両方をやれるからこそできる領域がある」というのは本当にそのとおりだろうなあ、と思うのです。教育でいうと、「Teaching/Facilitatingと○○の両方をやれるからこそできる領域」というのは何にあたるだろうか、とか考えながら聴いていました。

 Takramの仕事として、おもしろそうなデータビジュアライズが紹介されていきます。

アスリート展

 まずは、21_21 DESIGN SITEで展示されていた、アスリート展です。これは、アスリートの身体の動きをモーションキャプチャで見えるようにするものだそうです。世界記録の実際の速さや高さを間近で見て、実際に体感できるのは、本当におもしろい。まさに、「アスリートのデータビジュアライズ」です。

Planck

次に、人口動態を日本地図上で見えるようにしているPlanckです。
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 人口が減るところが赤、増えるところが青で表示されるそうです。見えるようになって感じられるものはあるし、こうして「可視化できるというのは、専門家にとっても重要なこと」というのはまったくそのとおりだなと思います。
 Planckは、ブラウザで全部が動くので、多くの人に見てもらえるのも非常に重要です。多くの人に見てもらうことで、興味喚起ができる面もあると思います。わかりやすいというだけでなく、きれい。だからこそ、より多くの人に「見たい」と思ってもらえる。
 「ビジュアライズは大きなテーマ。プラットフォームとなって、ここにデータが集まるようになる。ビッグデータにつながる。」というコメントがされていますが、どんどんデータが大きくなっていって、また美しくデータビジュアライズされていくのだと思います。
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RESAS

 最後に、RESASです。
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 これは内閣府の仕事だそうで、帝国データバンクの企業間の取引データを可視化しているそうです。すごくきれいに、お金の流れなどが見えます。ハブとなっている都市や自治体がどこかもわかるようになっています。

 これも、データを見るだけでも、おもしろいと思える部分があると思いました。
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まとめ

 最後に、Takramのこれから、ということが語られています。

  • デザインとエンジニアリングが結びついているからこそのビジュアライズ、見やすくする工夫
  • デザインエンジニアリングが活かされる分野
  • そういう領域が増えていけばいい。
  • 新しい領域にデザインの可能性を拡げていければいい
  • デザインに新たな価値が付け加えられ、デザイン業界にとっても価値のあること
  • ツールとしてすごくおもしろい。デザインで何ができるのか。

 こうした越境したというか、クロスオーバーした仕事って、本当に見ていておもしろいです。大いに刺激を受けました。

 No.2に続きます。
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(為田)