教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

近未来の学校教育体験セミナー@外旭川小学校 レポート No.3(2017年9月25日)

 2017年9月25日に、秋田市外旭川小学校にて、近未来の学校教育体験セミナー@外旭川小学校を開催しました。これは、6月に実施した近未来の学校教育体験セミナー@秋田にご参加いただいた佐藤博美 先生から「ぜひ、勤務校の校内研修でもやってほしい」とお招きいただいたものです。
 No.3では、後日いただいた先生方の感想を紹介したいと思います。
f:id:ict_in_education:20171027210108j:plain

  • いろいろな便利なツールがどんどん出てきているのに、なかなか触れる機会がなく、こどもに還元できていないと思うことが多い。今回の研修で体験したアプリ?を子どもにやらせてみたいなと思った。何を取り入れていくかは、これから取捨選択していくとして、まずは教師自身が体験して、知ることが大事だと感じた。
  • 私はICTを活用した教育にはとても興味があるので、楽しく研修に参加させていただきました。
  • 1人1タブレットの時代がいつか来るのかなあと思うとワクワクしました。デジタルとアナログの良さをそれぞれ理解した上で、効果的にそれらを授業の中に取り入れて、子ども達が楽しくわかりやすく学習できる授業ができるようになりたいと思います。とても勉強になりました。ありがとうございました。
  • 学習に活用できる様々な機器やソフトがあるということを実感できたという点で、非常によかったです。ただ、それを活用することが実質できないという点が残念です。現在の環境で即活用できる内容があればもっとよかったです。
  • やるKeyの活用例を紹介いただき、目標の設定、つまずきの発見・解消、習熟 をサポートする手立てのあり方を学ぶことができました。個人的にタブレットをこれまでも使っていましたが、多様な活用ができることをあらためて感じた研修会でした。ありがとうございました。
  • ICTと聞いただけで、苦手意識をもってしまいましたが、普段使っているスマートフォンと使い方自体は、似ていることを体験することができました。研修中に、先生方と色々吟味しながら操作をするだけでも、とても楽しい活動だったので、子どもたちはどんなに楽しく活動するだろうかと思いました。「使うこと・使わないことを選択できること」のようなお話があり、まずは使ってみることも大切だなと思いました。
  • ICTのよさだけでなく、課題もお話していただきました。だからこそ教員として、どんな活用方法があるのかを知り、メリット・デメリットを考えた上で活用できるようにしていかなければならないのではないかとも思いました。
  • 研修、とても参考になりました。特別支援学級ならではの使い方や生かし方があると思うので、勉強していきたいと思います。もっと長く研修を受けたいと感じました。
  • ICTに触れるよい機会になり、本当にありがとうございました。次の研修が楽しみです。
  • 導入されるといいな。

 研修全体に対する満足度については、有効回答数が30件で、「とても満足している」が17件、「ほぼ満足している」が10件、「参加できずに悔しい」が3件と、好評をいただいたようで、ホッとしました。
 一方で、為田や阿部さんによる講演や演習には満足だったが、時間が短かったことやすぐに導入できないもどかしさもある、という声も聞かれました。研修の時間や、ICT環境については、なかなか確保することが難しいなか、こうして研修を実施させていただくことができ、我々としても非常に感謝をしています。

 今後も、近未来の学校教育体験セミナーを、東北各県で開催していきたいと思っています。もし、「うちの学校で…」「うちの町で…」という先生や教育委員会がありましたら、ぜひご相談ください。ブログのコメントでも、SNSなどでもけっこうです。

Facebook「近未来の学校教育体験セミナー事務局」ページ

(為田)