先日見学させていただいた同志社中学校の英語の授業で、iPadの音声入力機能を使って、発音のトレーニングをしていました。教室で見ているときから、やってみたくてしかたなかったのですが、東京へ戻ってきてからさっそくやってみました。
iPadの設定画面を開き、「一般」→「言語と地域」を選んで、iPadの使用言語をEnglishに変更します。
これで、iPadの使用言語が英語に変わります。そんなに時間もかかりません。
そして、メモアプリを開きます。iPadの使用言語を英語に変えたあとは、アプリはNotesという名前に変わっていますので、Notesを開き、キーボードの下にあるマイクのボタンをタップして、英文を読んでいくと、音声が認識され、どんどん文章が現れます。
NEWSWEEKのそのときのトップ記事を選んで、実際に読んでみました。
Can Facebook be regulated in a way that ensures it won’t be manipulated by Russian government forces trying to affect American elections?
Can Congress Keep Russia Off Facebook? Bill Aims to Force Disclosure for Political Ads
上の文章を読んだ結果が下のとおり。まずまず、読めているかな…?と思ったら、そもそも最初の「Can」からしてきちんと認識されていない。意識してもう一度読み直してみようか、と思わされます。
ちなみに、iPadの使用言語が日本語のままだとどんなふうになるだろうかという実験もしましたが、なんだか非常におもしろい文章になりました。
非常に簡単に発音練習ができそうです。また、「発音したものがきちんと入力されるか」ということが、なんというかチャレンジ精神を盛り上げてくれるので、意外とおもしろいです。文字を読める中学生以上は、こうした練習の仕方もいいと思いました。
(為田)