教育ICTリサーチ ブログ

ICTを教育にどう活用できるか、現場目線でリサーチします。

やってみた:Google Speechnotesで英語の発音練習

 佐賀県教育委員会が2017年12月15日・16日に開催した、「平成29年度佐賀県ICT利活用教育フェスタ」についてのレポートをITproで読みました。
itpro.nikkeibp.co.jp

 佐賀は県を挙げてICTを使った教育を推進しており、現状、県立高校に通う生徒たちは、全員が学習者用PCを持っています。これまでは家庭で購入でしたが、2018年度以降は県立高等学校に入学する生徒にPCを無償貸与することとなっています。
 3年前に、先進的ICT利活用教育推進事業」成果発表会に参加し、その後で佐賀県立神埼高等学校の受業を見に行ったことを思い出します。
blog.ict-in-education.jp
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 この中で、2017年度の事例発表で最優秀賞を獲得した、佐賀県立鹿島高等学校の相賀照文教諭が、クラウド音声認識サービスを利用した英語のスピーキング能力向上の試みを紹介しています。相賀氏は英語・英語表現Iの授業で、Googleが提供する英会話認識機能「Speechnotes」を使い、英語の音声がリアルタイムで文字になるのを授業で練習に組み込んでいるそうです。
 さっそく、自分でもやってみようと思い、ChromeSpeechnotesにアクセスしてみました。
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 画面右上のマイクの横のドロップダウンで、言語を選ぶことができます。「English, US(アメリカ英語)」を選んで、マイクボタンを押すと、赤いマークがアニメーションで表示されます。これで、マイクに向かって英文を話すと、認識されて文字が表示されていきます。
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 英文を急いで読もうとしなくても、ゆっくり正確に発音しましたが、それでもご認識をされている単語も多いです。こうして文字になるのはとてもいいと思いました。
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 画面左側のフォルダのアイコンをクリックすると、保存されたすべてのノートが一覧表示されて、選べば見ることもできます。クラウドでデータを保存しチエルので、家庭で作成したノートを学校で見るということもできると思います。
 また、ブラウザで利用できるので、学校のPC教室と家庭にあるPCで学習するということもできます。
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 同志社中学校でされていた、iPadでの音声認識機能を使った練習と同じような効果が期待できそうです。
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 iPadだと、OSの言語環境を変える、ということをしなければならないのですが、Speechnotesを使うとブラウザだけで練習ができるのは非常にいいな、と思いました。

speechnotes.co


(為田)