教育ICTリサーチ ブログ

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【イベント情報】第43回 ビスケットファシリテータ講習 基礎編 in 宮城(2018年2月10日)

 2018年2月10日に、仙台のNTTドコモ東北ビルにて、第43回 ビスケットファシリテータ講習 基礎編 in 宮城が開催されます。ビスケット(Viscuit)は、絵を描いて、その絵をメガネに入れることで絵を動かすことができる、ビジュアルプログラミング原語です。簡単な操作で、さまざまな動きを自由に作ることができるのが魅力かと思います。
 学校での実践では2017年5月に、府中市立府中第三小学校の山内先生が実施した図工の授業「プログラミングでアートに挑戦!」で、一人1台タブレットを配布して、Viscuitを使ってメディアアートを作っていたのを見たことがあります。子どもたちが非常に簡単に使いこなしている様子が印象的でした。「メディアアートを作る」というテーマもとても良かったと思っています。
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 授業のレポートをお読みいただけると、Viscuitを使った授業の様子が少しわかるのではないかと思います。
blog.ict-in-education.jp

 今回のビスケットファシリテータ講習 基礎編 in 宮城では、3つのメリットが挙げられています。

  • 3つプログラミングの授業・講座ができるようになる
    • 講習ではビスケットをつかった3つのワークショップ・授業のロールプレイングをします。すぐに現場で活用できる内容です。教えるコツなど、余す所なく教えます。
  • プログラミングの本質がわかる
    • コンピュータ・サイエンス入門では、シミュレーションや二進法のプログラムをビスケットでつくることでコンピュータの本質に迫ります。体験を通して学ぶため納得感が高いのが特徴です。
  • ネットワークができる
    • この講習には毎回全国から、幅広い年齢層・分野の方が参加者として集まります。300名を超える修了生同士のお互いに助け合えるネットワークがあります。

 また、入門書も出版されましたので、そちらで実際に自分でやってみるというのでもいいかもしれません。

 ですが、やはり今回は講師がViscuitの生みの親でもあり、ハカセとして全国の小学校でViscuitを教えていらっしゃる原田先生ですので、この機会に直接、教えていただき授業での活用のヒントを得るのがいいのではないかと思います。

 興味のある方は、ぜひイベントページをチェックしてみてください。
https://facilitator43th.peatix.com/facilitator43th.peatix.com

(為田)