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一般社団法人 ICT CONNECT 21 活動報告会 レポート No.1(2018年1月15日)

 2018年1月15日に、筑波大学東京キャンパスにて、一般社団法人 ICT CONNECT 21 活動報告会が開催されました。
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 最初に、一般社団法人 ICT CONNECT 21 の会長である、赤堀侃司先生から開会の挨拶がありました。
 今回の報告会は、会員だけに向けた報告会だったのですが、登壇者を見ると、文部科学省総務省経済産業省からの挨拶があります。また、東北大学大学院の堀田龍也先生、つくば市教育局の毛利靖先生、特定非営利活動法人みんなのコード代表理事利根川裕太さんと、非常に豪華なラインナップで、赤堀先生も「本当なら、会員以外にも聴いてもらいたい」とおっしゃっていました。

 赤堀先生からは、ICT CONNECT 21の重点課題として、以下の3つが挙げられました。

  1. プログラミング教育の推進
  2. EdTech議連との連携
  3. 技術標準化の推進

 プログラミング教育の推進については、2017年12月26日に、「未来の学びコンソーシアム事務局の変更およびICT CONNECT 21の活動について」という発表が出ました。

未来の学びコンソーシアムはこのたび文部科学省を中心とした新たな体制に生まれ変わりました。
(略)
今後もプログラミング教育の進展のために、様々な立場の方が集まった当会ならではの、様々な教育関係者、特に教員、学校、教育委員会等の支援に関する新たな取組を実施していきます。

未来の学びコンソーシアム事務局の変更およびICT CONNECT 21の活動について | ICT CONNECT 21

 この点について、赤堀先生から「これからも3省との関係は続いていく」というコメントがありました。ICT CONNECT 21の会員のなかには、学校法人、自治体、教育委員会も19団体が準会員として参加しているそうです(2018年1月15日現在)。さまざまな立場の方が参加しているからこそ、地に足の着いた実践を行うことができるのではないかと思っています。
 こうした視点から、「全国1700を超える教育委員会のサポートも行う」「いろいろなステークホルダー、アライアンス団体と一緒にやっていきたい」と、赤堀先生はおっしゃっていました。

 赤堀先生は挨拶の最後を、「ICT CONNECT 21は、“CONNECT”することをやっていきたい。教育を改革していく一助になればと思う。」と結びました。

◆ ◆ ◆

 教育については、「誰々が悪い」「ここが悪い」と言うことは簡単ですが、なかなかその問題を一気に解決することは難しいのが現状です。公教育のシステムは非常に大きなものなので、全体を変えるのには大きなエネルギーが必要です。だから「できない」「難しい」で立ち止まるのではなく、「では、どうすればいいか?」「何ができるか?」と歩を進めていくことが大事だと思います。
 そうした点を考えると、学校だけでやれることもありますが、より大きな力を民間から借りる、政府(行政)から借りる、ということが必要なのも明らかです。
 そうした形を実践的に、実績として積み上げていくときに、ICT CONNECTの存在は非常に意味があると思っています。活動報告会を通じて、そうした面を見ることができてよかったです。

 No.2へ続きます。
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(為田)