小金井市立前原小学校の松田孝校長先生が監修されている、『プログラミングを学ぶ前に読む アルゴリズムえほん3 フローチャートで、みらいをえがけ!』を献本いただきました。
第1巻、第2巻から引き続き、子どもが一人で読んでも楽しめて、プログラミングやアルゴリズムとはどんなものかが、日常生活に寄せて説明がされていきます。今回のテーマは、「フローチャート」です。
2020年からプログラミングが小学校で必修化されるものの、「まだまだ機材も足りないし、教材もない…」という場合は、この絵本からスタートするのもいいかと思います。生活科の時間に野菜を育てるときのフローチャートを書いたり、掃除をするときのフローチャートを書いたり、という活動が中に書かれています。
また、後半には指導者の方向けに、プログラミングの授業アイデアが掲載されています。PETS、Viscuit、Pyonkee、IchigoJamを使った1年生~3年生向けの授業アイデアを見ることができます。ViscuitやPyonkeeは、iPadに無料でインストールして使ってみることができるので、このアルゴリズムえほんを読みつつ、まずは自分でちょっと簡単なプログラミングを作ってみるといいと思います。
(為田)