教育ICTリサーチ ブログ

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教材で使えるかも?:フェイクニュースを作るためのテクノロジーを知る

 先日、動画内の人の視線をリダイレクトする「GazeDirector」を紹介しました。Facebookでエントリーの告知をしたところ、大学時代の友人Daigoが「こういうのもあるよ」と紹介してくれました。
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 AIを使って、口の動きをシンクロさせる技術。誰にでも、どんなことでも映像の中で話をさせることができるようになる、ということです。(ちょうど2018年4月27日に、NHKの朝のニュースでも取り上げられていました)
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 BBCでも取り上げられていました。ここまでできるようになっている、ということですよね。
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 音声に関しても、テキストをタイプして音声データを作り出すこともできるのですね。AdobeのVoCo。「音声版のPhotoshop」と紹介されています。発表は、2016年11月。全然知らなかった…。これもすごい。
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gigazine.net


 映画「ミッション・インポッシブル」の世界…と思いきや、ここまでテクノロジーは来ているのです。悪用したらいろいろできそう。一方で、もう亡くなった肉親からのメッセージを作ったり、そうした良い方向での使い方も出てくるのでしょうか。
 情報を受け取る側のリテラシーが求められるようになりますね。

(為田)