教育ICTリサーチ ブログ

ICTを教育にどう活用できるか、現場目線でリサーチします。

動画教材と学校の授業

 あすこま先生の家に、スタディサプリがやってきた、という話を読む。

 そして、ロカルノ先生がそれに現場での声を加えてくれています。

 スタディサプリは、2年くらい前にうちの息子にやってみてもらったことがあります。そのときの彼の感想は、「これ、話が長い。でも、学校の授業で聴くともっと長い。」というものでした。その後は、彼はやらなくなってしまいました。
 こうして「これ、長い」という人もいるし、一方で「わからないところを何度も聴ける」というのを喜ぶ人もいるだろうな、と思います。それぞれのペースで学べる、学習の個別化という意味では非常にいいかな、と思っています。
 以前、東北学院中学校・高等学校の名越幸生 先生の授業を見学させていただいたときに、ご自身の授業動画を授業中に見せていた名越先生が、そうした授業を経て、「むしろ、生徒によってこんなに理解するのにかかる時間が違うのに、一斉授業をしてきたことには無理があったのではないか」という感想をおっしゃっていました。
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 スタディサプリ(に並ぶ動画教材の数々)については、どのように使うのかということは、まだまだこれから検証がされていく部分もあると思うのですが、先生が動画教材をどのように授業設計の中に取り込んでいくのか、ということについて非常に興味があります。
 学びが個別化するというのはとてもいいところだと思います。それによって授業がどんなふうに変わっていくのがいいのか、に興味があります。一斉授業では届かなかった層に、教えたかったことが届くかもしれない。届いた後、どうするのか、ということを考えるといいのかな、と思っています。

 渋谷区の小中学校でもスタディサプリが導入されているので、こちらも授業公開などで見てみたいとともに、利用ログとかの知見も知りたいな、と思います。

(為田)