教育ICTリサーチ ブログ

ICTを教育にどう活用できるか、現場目線でリサーチします。

教材に使えるかも?:三田紀房『インベスターZ』が1巻~10巻まで無料!(6月11日まで)

 6月11日まで、三田紀房『インベスターZ』の電子版が1巻から10巻まで無料です。

 このニュースを見て、さっそくKindle版で10巻までを購入(といっても無料だけど)。おもしろいな、と思ったことは2つ。

(1)デジタルならではの売り方がおもしろい

 ページをスクリーンショットなどで撮って、SNSにアップもOK。メディアの使い方が上手だな、と思います。まずは読んでもらう。さらに、気に入ってくれた人が周りにシェアするサポートをする(スクリーンショットを撮ってシェアOK)。10巻より後ろを購入してくれる人もいるだろうし、ドラマも盛り上がる。そして、最終的に売上がアップする。最初にお金をとれなくても、あとでお金をとる、デジタルだからこそだな、と思うし、「シェアする」という行為を非常に評価している戦略だな、と感じます。

 結果、1位から10位までを独占。また、さらにおもしろがってシェアしてもらえるように、との遊び心も素敵。こうして僕がブログに書いているのも、完全に片棒を担いでいる感じ…。

 このあたり、西野亮廣『革命のファンファーレ』のなかの、「マネタイズのタイミングを後ろにずらして、可能性を増やせ」と同じですよね。いろいろなものが繋がっている。デジタル社会になったからこその、商品の売り方を感じられます。
blog.ict-in-education.jp

そもそも「お金」のことを考える教材としておもしろい

 『インベスターZ』は、中高一貫校の生徒6人が投資部として活動する話なのですが、主人公の財前くんのお父さんが、「お金の話を子どもの前でしたがらない」大人として登場します。
f:id:ict_in_education:20180602080338p:plain

 子どもの頃はお金のことは話を聞かないし、学校でもあまり習わない。でも、社会に出たら何より切実に関わってくる問題であり、こういうテーマを、こうして漫画というフォーマットで伝えるのは、非常におもしろいと思います。

まとめ

 ということで、6月11日まで、無料で10巻まで手に入ります。読んでみて、続きを買ったり、7月にスタートするドラマを見たり、どんどん広がっていくといいなと思います。
 お金のことを伝える教材としてもですが、「メディアがデジタルになることで、こんなふうに売り方とか買い方が変わってきた」といういい教材になるのではないか、と思います。

インベスターZ(1)

インベスターZ(1)

(為田)