先日いただいた、『デザインあ 解散!』がおもしろいのでご紹介します。TV番組「デザインあ」で見たことがある人も多いかもしれません。
帯のところにも書いてありますが、「身のまわりにあるモノを分解してならべてみると…?!」というのがわかる本です。
ページを開くことができて、開くともともとの物が分解されている様子が見られます(ちなみに、下の写真は野球ボール)。
モノづくりに興味を持ってもらうという最初のところで使えそうだと思いました。世の中の多くのものが、何らかの機能を実現するために意図してデザインされている、ということは、プログラミングの授業の中でも使えることかもしれないな、と思います。
同じような意図で使えそうなものとして、Twitterで「#観察スケッチ」というハッシュタグがあります。この本より高度ですが、インダストリアルデザインのすごさを感じるスケッチに出会うことが多いです。
いつも「すごいなあ…授業でつかえそうだなあ…」と見ている、檜垣万里子さんの観察スケッチの一例、3Dマウス。
愛用の3Dマウスです!6軸測っている仕組みを見たかったのですが溶接されていたのでそこは断念 #分解スケッチ #観察スケッチ pic.twitter.com/xs8yFzzGmy
— 檜垣 万里子 (@mrkhgk) 2018年6月15日
このハッシュタグを見て、「お!授業で使えそう!○○の授業で子どもたちに見せてみようかな…」と先生方の発想がどんどん広がっていくのでしょうね。こういうふうに先生方をインスパイアして、子どもたちに届く教材が増えていくのも、ICTの良さだと思っています。
(為田)