教育ICTリサーチ ブログ

ICTを教育にどう活用できるか、現場目線でリサーチします。

「人材育成で地域活性をデザインする~今必要とされるICT教育とは~」&CoderDojo Kanazawa(2018年10月12日)

 2018年10月12日に、石川県金沢市で開催された「地域に根差した産業の活性化を目指すセミナー」(デジタルハリウッドSTUDIO×金沢市による共催)に登壇しました。講演テーマは、「人材育成で地域活性をデザインする~今必要とされるICT教育とは~」でした。
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 プレゼンテーションの開始時から最後の質疑応答まで、熱心にご参加いただきました。
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 会場となっていたITビジネスプラザ武蔵には、3Dプリンタなども設置されていました。僕が登壇したセミナーの前には、同じこの場所で小学生がプログラミングを学ぶワークショップが開催されていました。
 こうして地域にプログラミングに興味をもった児童生徒が、「もっとこんなこともしたい!」と行って参加できる場があることは、本当に大切なことだと思います。総務省が言っている地域ICTクラブのように、学校のプログラミングの授業で興味をもった児童生徒が、地域のプログラミング教室やファブラボのような場に来て、大人たちがメンターとして子どもたちをさらに高みに育てていく、ということができるのではないかと思いました。

 そうした形で、ぜひ金沢市でも、学校を地域が支える形ができればいいと思います、という話をして、講演を締めました。最後の質疑応答では、「プログラミングではどのような効果を測定することができるのか」「いまの日本のプログラミング教育の状況は、海外と比較するとどのような立ち位置なのか」などの質問が寄せられ、意見交換をし、僕自身も非常に勉強になりました。参加された皆さん、本当にどうもありがとうございました。

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 セミナー終了後の懇親会のときに知ったのですが、僕らのセミナーの前にあの会場で行われていたのはCoderDojo Kanazawa #74でした。そして、そこで講師をされていたのは、ハックフォープレイ株式会社の寺本大輝さんでした。寺本さんは、IPA未踏2015年度スーパークリエータで、RPG形式でプログラミングを学べる「HackforPlay」の開発者です。HackforPlayは、1年くらい前にこのブログでも取り上げています。
blog.ict-in-education.jp

 寺本さんにお会いしたのを機会に、またサイトにアクセスしてみました。
www.hackforplay.xyz

 ゲーム画面はまったくRPGゲーム。スライムやイモムシという敵キャラクターを倒すために、プログラミングでHP(体力)のパラメータを変えて勝つという方法になっています。これなら、子どもたちは喜んでやりそうです。
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 こうしてどんどんクリアしていくうちに、プログラムを書き換えて、自分の思う通りの結果を得る、ということを体得できそうです。
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 また、いまは自分たちでステージを作れるようになっています。ゲームをプレイする方で楽しんで、その後は誰かを楽しませるためにゲームを作って…というふうなサイクルができあがっているのはとてもいいと思いました。
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 まったく想定していなかったところで、寺本さんとお会いすることができて、うれしかったです。

(為田)