教育ICTリサーチ ブログ

ICTを教育にどう活用できるか、現場目線でリサーチします。

タイピングを練習することで得られるもの~中山町立長崎小学校の子どもたちのタイピング

 先日、授業を見学させていただいた、山形県中山町立長崎小学校の岩城豊 先生が、「前原小学校の子どもたちのタイピングスキル」 のエントリーを読んで、以下のような文章をかいてくれていました。非常に同感だったので、紹介をさせていただきたいとお願いをしまして、転載いたします。

ちょうど今,「クラブ活動リーフレットを作ろう」という単元で,キーボード入力に挑戦しています。この単元に入る前から,「キーボー島アドベンチャー」でローマ字入力で慣れさせました。元々,為田さんから教えたいただいた「作文をキーボード入力で」という話が原点なわけですが,10月17日に前原小学校の実践を見ることができ,「これからは小学校でも絶対に必要だ!」と確信してきました。町内の研究会が先週9日に行われ実践を見ていただきました。「提案性のある授業」とまではいかなかったと思いますが,それなりのインパクトはあったと思っています。現に担任している子ども達の入力スピードが,どんどん上がっていくことがよく分かりました。そしてなんといっても「直すことを嫌がらない。」もちろん全く嫌がらないわけではないですが,手書きに比べれば,「しょうがないなぁ。直したほうがやっぱりいいもんなぁ。」とか「もっと書き加えたほうがいいよなぁ。」とよりよい文章にしようとする姿が見られたのです。合わせて,かなり印刷するのに設定の変更をする必要があったのですが,それも回を重ねるごとに驚くほど素早くできるようになりました。一気に「コンピューターを使う子ども達」になったと思います。つくづく「教師が子供の成長の足かせ」になっていたのだと反省しました。「子どもはどんどん成長する」それをいかにサポートしたり,きっかけを作ってあげたりすることが大切かを今さらながら感じています。改めて,為田さんと前原小学校松田校長先生に感謝です。

f:id:ict_in_education:20181213015657j:plain:w400

 ここで岩城先生が書いてくださっている、「直すことを嫌がらない」というのは、デジタルのとてもいいところだと思っています。岩城先生が書いている、“手書きに比べれば,「しょうがないなぁ。直したほうがやっぱりいいもんなぁ。」とか「もっと書き加えたほうがいいよなぁ。」とよりよい文章にしようとする姿が見られた”という部分は、実際にやってみると実感できる先生方は多いのではないかと思っています。
 そのうえで、「やはり手書きのほうがいい」という子どもたちもいるかも知れませんが、それならばそれでいいのだと思います。大事なのは、デジタル(タイピング)とアナログ(手書き)の両方が使えて、自分で選べるようになることだと思っています。

 岩城先生が練習で使っているのは、キーボー島アドベンチャーだそうです。ぜひどんどん進んでいけばいいな、と思っています。
f:id:ict_in_education:20181213015516j:plain

キーボー島アドベンチャー
http://kb-kentei.net/

(為田)