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宝仙学園小学校 秋の公開授業研究会 レポート No.2(2018年11月30日)

 2018年11月30日に、宝仙学園小学校にて行われた、「宝仙 秋の公開授業研究会 未来の学びをデザイン タブレット一人1台のその先へ」に参加しました。

 公開授業が終わったあとで、参加型カンファレンスが開催されました。最初にプレゼンテーションを行った日髙好生 校長先生は、これからの学校は、子どもたちに「不透明な未来社会で生き抜く力」を身につけさせることが必要であり、そのために、「親も教師も学び直しをしなければいけない時代」である、という話をされました。
 また、宝仙学園小学校は、「学校のハブ空港化を目指す!」という宣言もされました。宝仙学園小学校では、ここに集まってくる人こそが、最大の教育リソースの一つだと考えています。ハブ空港のようにたくさんの方が宝仙学園小学校に来校し、「多様な専門性が結集し、力を発揮する」ことができるようにすることを目指している、というお話でした。
 この日の公開授業研究会の全参加者は45人だったそうです(内訳は、小学校の先生方が23人、企業からの参加者が17人)。こうして実際にたくさんの先生方、企業の方が参加してくれ、つながっていくことで、宝仙学園小学校がハブになって新しい教育に関する知を交流させていくことができるのではないかと思いました。 
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 次にプレゼンテーションを行ったのは、加藤朋生 先生です。加藤先生は、最初にアイスブレイクの時間を設けました。テーブルに座っている参加者たちにグループセッションをしてもらうことで、そこに縁を生み、情報をシェアしてもらうように場を設定しました。これまで見学してきた学校の実践や見学で印象に残ったものを共有していきました。講師から一方的に講義を受けるのではなく、参加者同士が積極的に関わり合うことで、学びを生み出すこの方法は、宝仙学園小学校の教員研修でも常に大切にされています。
 その後で、「ICTが教育現場に入ってきた本質的な意義とは?」とうタイトルで、宝仙学園小学校が実践しているICTの活用についてのいちばん基礎になる考え方について紹介してもらいました。
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 加藤先生のプレゼンテーションは、手描きのイラストをたくさん使って、これからのアジェンダについて紹介するものでした。研究会全体の見通しを参加者と共有することで、「未来の学びのデザインの第一歩を踏み出す」というゴールを意識することができました。あまり学校のプレゼンスライドでは見ないスタイルですが、図工など児童の制作物が廊下にたくさん飾られている宝仙学園小学校のイメージに合っていると感じました。
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 No.3に続きます。
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(為田)