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仙台市立六郷小学校 公開研究会レポート No.3(2018年12月7日)

 2018年12月7日に仙台市立六郷小学校の公開研究会「「対話」を通して学びを深める授業づくり〜学びの基盤としての情報活用能力を手がかりに〜」を取材させていただきました。

 今回の公開授業研究会では、5年生がメニューの一部を考案した、「六郷おにぎり弁当「ろくげしき」」という名前のお弁当をいただきました。
 5年生の子どもたちは、総合的な学習の時間などで六郷の農業について学び、その一環として「みやこがね」という品種の米作り体験を行なっていました。田植えや稲刈りを体験する中で「六郷のおいしいお米や野菜をみんなに広めたい!」という願いを抱き、今回の公開研究会に参加される先生方に味わってもらおうとメニューの一部を考案したそうです。三角おにぎりの形をしたかわいいパンフレットが添えられ、中にはイラストとホテル顔負けのネーミングのメニュー一覧がありました。「ろくげしき」という名前の由来の下には直筆のメッセージも添えられています。
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 お弁当そのものの作成は地域のお弁当屋さんが担当されていました。高校などでは地域の食品会社とのコラボレーションで商品開発をしたり、製作・販売したりという体験を行うことがありますが、小学校でもこういう形で、学校と子どもたち、家庭、地域の方々を結びつけた実践が可能になると感じました。

 No.4に続きます。
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(佐藤)