2019年2月10日に行なわれた第61回グラミー賞授賞式のオープニングでパフォーマンスをしたカミラ・カベロのステージで、ラテン系シンガーのリッキー・マーティンと一緒にパフォーマンスしている途中に、「Build Bridges No Wall(壁ではなく橋を作ろう)」というメッセージを伝えていた、というニュースを聞いた。
実際に、パフォーマンスの動画を見てみると(こういうのがすぐに見られるの、本当に素晴らしい)、ステージで共演するJ・バルヴィンが読んでいる新聞の見出しに大きく出ているのですね。
こうしてエンターテイメントの中に、メッセージを届けていく方法が、とても好きです。こうしたことに興味を持っていない人たちにも届く可能性があるから。アーティストの方も、そうした可能性を知っていて、こうしてメッセージを発している、どれくらいのバランスでやるかが難しいところだとは思いますが、とても重要なことだと思います。
いまの日本の高校生が、カミラ・カベロをどれくらい聴いているのかわからないですが(こないだ、ミュージック・ステーションに出ていたのは見たので、知っている人は知っているのかな?)、知っているアーティストがこうしたメッセージの発信をしていることは、政治へのコミットメントの仕方として、ひとつの事例として説明したりできないかな、と思いました。
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ちなみに今回のグラミー賞授賞式、オープニングではアリシア・キーズ、ミシェル・オバマ、レディ・ガガが並ぶなど、本当にすごいな、と。
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グラミー賞については、誰が受賞するか、誰がパフォーマンスするか、ということを知ると、楽しみ方が少し変わってくるかもしれません。
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(為田)