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Computer Science World in Asia 2019 カンファレンスレポート No.1(2019年10月27日)

 2019年10月27日に、東京大学本郷キャンパス ダイワユビキタス学術研究館で、アジア規模でプログラミング教育のビジョンを考えるカンファレンス「Computer Science World in Asia 2019」が開催されました。
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はじめに

 「Computer Science World in Asia」は、幼稚園から高等学校の教育に携わる参加者がアジア規模で集まり、子どもたちの未来を見据えたテクノロジー教育のあり方を考え直すことをコンセプトとしています。
 「プログラミング教育必修化が目指すべき方向性と、2020年度以降のステップはなにか」がテーマとなっていて、アジア各国からプログラミング教育を先進的に実践している先生方が招待され、参加者100名満席で立ち見も出ている状態でした。
 参加者には受付時にグループ番号が伝えられていて、そのグループで1日さまざまな活動をします。グループは日本人だけでなく、アジア各国からの参加者も共に入っていますので、通訳ボランティアの方々も会場には多くいて、会場の熱気はすごかったです。

開会の挨拶

 カンファレンスは、新経済連盟 教育改革PTリーダーであるトランスコスモス代表取締役兼CEO 船津康次さんによる開会の挨拶でスタートしました。船津さんは、今回のカンファレンスは参加者がみんな教育関係の人であり、かつ会場の3割方が海外からの参加者であることを伝え、だからこその実りあるセッションになるように、と言いました。
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 ICTの変化のスピードは速く、激しいものです。しかも、どんどん速く、激しくなってきていて、社会には大きな変化が起こりつつあります。こうした状況を見ると、子どもたち、若い世代が、これからやってくる新しい社会をマネージしていくためには、新しい教育が提供される必要があります。コンピューティング、プログラミングが組み込まれていく社会で生きていく子どもたちへのエンパワーメントが必要です。そのためには、プログラミング教育だけにとどまらず、知識、マインドなど広いテーマを含んだディスカッションが必要になるでしょう。

 船津さんは、「2020年から小学校でプログラミング教育がスタートしますが、ここはまだ出発点です。さらなる未来を見据えて、推進していく必要があります。プロアクティブな討議をしていきましょう。」と挨拶を締めました。

 学校教育は、未来のために必要な力を子どもたちに身につけてもらうためにあります。デジタルトランスフォーメーションが社会を大きく変えていくことを最前線で知っている産業界からの言葉だったと思います。

 No.2に続きます。
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(為田)