教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

【メディア掲載】住友生命『職員室』にてコラムを執筆します

 2021年4月号から、住友生命保険相互会社が発行していますリーフレット『職員室』にてコラムを書かせていただくことになりました。
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 テーマは、「教育ICTの可能性」です。小学校から高校までの学校の先生方が手にとってくださるものなので、できるだけ幅広いテーマを紹介できればと思って、このあとの連載計画も立ててあります。
 ICT活用などにそんなに詳しくない先生方にも読んでいただけるのならばと思い、お引き受けしました。職員室でちょっと手にとって読んでもらって、「こういうこと書いてあるよ?」と同僚の先生方とちょっと話題にでもしていただければいいな、と思っています。もし、手に取られた方がいらっしゃいましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
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(為田)

田園調布雙葉中学高等学校 授業レポート(2021年1月)

 2021年1月に、田園調布雙葉中学高等学校の小林潤一郎 先生に高校3年生の情報の授業の様子を伺いました。小林先生の情報の授業では、パソコンスキルだけではなく、表現スキル・思考スキルの獲得も目指しています。そのため、インプットの機会やアウトプットの機会が多く用意されていて、僕も何度か授業に参加させていただいたことがあります。
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 今回は、「AI」をテーマとした授業の様子を伺いました。高校3年生に授業の最初に「情報の授業に何を期待していますか?」と「あなたにとってAIとは?」という2つの問いに答えてもらっていたそうで、その回答を見せてもらいました。

  1. 「この授業に何を期待していますか?」
    • プログラミングやAIについて学ぶこと
    • 大学に入ってから学ぶ、プログラミングの基礎やAI、コンピュータについて、少しでも理解を深めることが出来たらいいです。
    • プログラミングの技術習得による、論理的思考力を身につけること。
    • 苦手なことにチャレンジする、怠け心を奮い立たせるやる気を出させてくれること。
    • 文系にも今後必要になってくる理系的な力を身につけること。
    • プログラミングの基礎学習。ディープラーニングにも興味があります。
    • Pythonの勉強
  2. 「あなたにとってAIとは? 自由に表現してください」
    • 大量の情報を元に時には人間より正確に物事を分析するもの。
    • 社会をより良くする可能性を無限に秘めた手段。
    • 仕事を奪ってくる脅威であると同時に、それなしでは過ごしていくことのできない存在。逆に、人間にしかできないことを考えさせてくれる存在。
    • ペッパーくんなど日常生活でも身近な存在になっていて便利なものだと感じますが、将来AIが人間をコントロールしてしまうというのが現実になってしまうのではないかという不安も少しあります。
    • 単純な作業を簡略化できる便利な道具。

 プログラミングやAIが、理系の人だけのものではなく、文系であっても関係があるのだというコメントがあるのが印象的です。

 2021年1月29日には、ゲストとして、『文系AI人材になる』の著者であるZOZOテクノロジーズの野口竜司さんに参加してもらって、「文系AI人材になる」のダイジェスト解説をしてもらい、AI企画ワークシートを書いて、野口さんに発表するという機会を設けていました。
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 こうしてAI企画ワークシートを作ったあとは、2月5日と19日には、事業化支援Webアプリ「StartDash」を使って、ビジネスモデルを作るワークショップを行っていました。そちらの様子は、Sony Startup Acceleration Program(SSAP)のサイトで紹介されています。
sony-startup-acceleration-program.com

 AIについての知識を知るだけでなく、そこから実際の社会課題の解決に向けての企画を考え、またそれをビジネスモデルにまで落とし込むところを授業のなかでできるのはとてもいいと思いました。こうしてビジネスモデルを考えてみることで、いまあるAIサービスやこれから生まれてくるAIサービスを評価するときの軸もはっきりしてくるのではないかとおもいました。

(為田)

やってみた:淑徳小学校の3年生と、Sphero BOLTとRootを比べてみた(2021年3月23日)

 弊社フューチャーインスティテュートは、淑徳小学校放課後クラブ 淑徳アルファで、コンピュータを使ってさまざまな活動を行う授業「カズトロジー」を行っています。春休みの授業で参加人数が少なかったので、小学校3年生のクラスでSphero BOLTを使ってみました。いろいろなプログラミング教材を使ってもらいたいと思っていて、これまでにもアイロボット社のRootを使ったり、Hour of Codeなども使っているので、操作方法については何も説明しなくても、アプリ「Sphero Edu」とShpero BOLTをBluetooth接続だけして渡すと、どんどんブロックを繋げて動かしていきます。
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 Sphero BOLTがコロコロと動いていくのが楽しくて、コンピュータ教室の隣の図書室(春休みなので誰もいなかったので)を使って、広々とSphero BOLTを動かしていきます。真っ暗にしたほうが、光っているときにきれいなので、電気を消して走らせていきます。
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 Sphero Eduではイベントのところに「衝突時」「着陸時」「自由落下時」などのブロックもあります。着陸時や自由落下時もいろいろと設定ができるのは、時間をかけてじっくりやってみたいな、と思いました。
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 衝撃時の光り方や動きなどもどんどん設定できていて、とにかくたくさんのブロックをつなげて、図書室のなかをSphero BOLTと一緒に走り回らせていました。
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 一人ひとりSphero BOLTを動かす時間をとったあとで、schoolTaktを起動して、以前やったRootとの違いをベン図を使って整理してもらいました。RootとSpheroはそれぞれできることが全然違うので、自分のやりたい動きにあわせて、どちらを使うのがいいのかという視点えみてほしいと思いました。
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 「Rootは、まぁまぁかわいい」「Spheroは、ルートとは違った可愛さがある」など、自分なりの言葉で特徴を書いているのがとてもいいなと思いました。
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 今回は時間がなかったので、Sphero BOLTをただ触ってみただけでしたが、Sphero BOLTの性能が活きるミッションを用意して、ミッションを解決させるためのプログラムを作る機会を次は設けたいと思いました。

 プログラムを自分で組んで、Sphero BOLTを動かしてみて、プログラムを修正して、またSphero BOLTを動かして…と、どんどん一人で没頭できる時間があるといいな、と思いました。そのために一人1台の情報端末にローカルでプログラムを保存したり、クラウドでプログラムを保存したり、自分が作ったプログラムを継続してブラッシュアップできるようにする必要があるな、と改めて感じました。

(為田)

やってみた:その本、図書館にあります。

 読みたい本があるときは、Amazonリアル書店で購入することも多いですが、図書館もよく使っています。住んでいる横浜市とオフィスのある東京都港区の2つの図書館に予約を入れて取り寄せてもらったりということをしているのですが、そんな僕にとって便利そうなGoogleChrome拡張機能「その本、図書館にあります。」を導入してみました。インストールすると、Amazonで検索した本が図書館にあるかどうかを表示してくれる拡張機能です。
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sonohon.com


 サイトからGoogle Chrome拡張機能をインストールして、Chromeの右上に拡張機能のボタンが表示されるので、そこで図書館を登録します。図書館は2つまで登録ができます。
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 あとは、Chromeを使ってAmazonにアクセスして本を検索すると、書誌情報の下に、「この本が図書館にあるか検索」という欄が表示されて、図書館に在庫があるかなどがすぐにわかります。
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 Google Chromeをはじめ、こうした拡張機能を使ってどんどんPCが使いやすくなるのって便利だな、と思います。

(為田)

書籍ご紹介:『世界は贈与でできている 資本主義の「すきま」を埋める倫理学』

 近内悠太さんの『世界は贈与でできている 資本主義の「すきま」を埋める倫理学』は、2020年に一度読んだ本ですが、じっくり読もうとこの週末に再読しました。
 本のタイトルに入っている「贈与」「資本主義」などの言葉から、経済的な話かと思って手に取りましたが、僕はこれを「社会のありかた」と「教育」の話として、すごく興味深く何度もページを行ったり来たりしながら読み返しています。
 読み進めていくと「贈与」だけでなく、「サンタクロース」「言語ゲーム」「SF」といろいろなキーワードが出てきます。ヤマザキマリさん『テルマエ・ロマエ』や小松左京復活の日』など、さまざまな作品に触れながら話が進んでいきます。

 人はさまざまなことを「贈与」されて生きています。家族からしてもらっていることや、家族以外の周囲の人たちからも、さまざまな贈与をしてもらっています。もっと大きな視点で、僕たちが暮らしている社会の仕組み、社会の常識なども、先人から「贈与」されているものだと思います。
 贈与されたものを、今度は別の誰かに贈与して返していく。それが、個人が社会のなかでどう生きていくのか、ということを考える、公教育の話と交わるように僕は思いながら読みました。

 本のなかでも、「勉強」について書かれている部分もあります。以下、その部分を引用します。

贈与はすべて、「受け取ること」から始まります。
「自分はたまたま先に受け取ってしまった。だからこれを届けなければならない」
メッセンジャーはこの使命を帯びます。
だから「生きる意味」「仕事のやりがい」といった、金銭的な価値に還元できない一切のものは、メッセンジャーになることで、贈与の宛先から逆向きに与えられるのです。
そして贈与は、受け取っていた過去の贈与に気づくこと、届いていた手紙の封を開けることから始まり、それは「求心的思考/逸脱的思考」という想像力から始まるのでした。

実は、これを実行する極めてシンプルな方法があります。
「勉強」です。

子供のころ、僕らが学校や保護者によってほぼ強制的に勉強させられていたのは、なぜだったのでしょう?
「まずは何はともあれ、世界と出会わなければならなかったから」です。
そうでなければ、「常識」が身につかなかった。
しかし、大人も勉強することができます。そして、それは世界ともう一度出会い直すための手段となるのです。

具体的に言えば、歴史を学ぶことです。いわゆる日本史、世界史も大切ですが、経済史、政治思想史、科学史、数学史、技術の歴史、医療の歴史なども重要です。
なぜ歴史か。そこには僕らの言語ゲームとはまったく異なる言語ゲームが描かれているからです。同じ人間であるにもかかわらず、生活上のあらゆる精度が僕らのそれとは異なっているのです。それは宗教的信念に基づいた違いでもあるし、政治的制度や経済的制度の違い、そして科学的・技術的違いから生じるものです。
それはいわば僕らにとっての異世界です。だから、そこにいる一人の生身の人間の視座から世界を眺めることができれば、それはそのまま逸脱的思考によって描かれるものと同質のものとなります。
ただし、条件があります。
歴史を学びながら、もしその世界に自分が生まれ落ちていたら、この目には何が映るのか、どう行動するか、何を考えるかを意識的に考えるようにすることです。そこに生きる一人の生身の人間としての自分を考えるのです。(p.238-239)

 学校という場が、「世界と出会う場」であるという考え方にすごく共感します。また、教育を受けることが、贈与を受け取るやり方を増やす方法なのだとも感じました。

 この本を一度読み終わったあとで、「文化系トークラジオLife」(2020年06月28日放送分)『コロナ以後の「臨場性」を考える』Part8(外伝2)で、関西学院大学鈴木謙介先生(charlieさん)と近内さんが対談をしているのを聴いたときにも、いろいろとメモを取りながら聴きました。特にすごくいいな、と思ったのが以下の部分です。

  • 誰かのおかげで成立している社会を知るために、儀式がある。社会や集団をとっぱらって、個人で気づけるか?(charlieさん)
  • だから教育をしている(近内さん)
  • 「教師になる」と「教育をやる」の違い(charlieさん)
  • 教育は分業だと思う。誰の言葉が引っかかるかはバラつきがある。そのひっかかりが、たくさんあればいい。「僕は僕でこれをやります」と言えればいい。(近内さん)
  • 総当たり戦をすればいい。自分がうまくやれないなら、他の人がやってくれてもいい。(charlieさん)

 近内さんの「だから教育をしている」という言葉は、とても胸に響くものでした(リンク先で音声を聴くこともできます)。
 自分自身が教室でやっていること、学校でやっていることが、どんな贈与になって子どもたちに届くのか。届かない可能性ももちろんたくさんあります。こちらが意図しない形で届くこともあります。だからこそ、「教育は分業」として、いろいろな人と関わることができるような学校であることが重要だと思っています。そのために、自分が何ができるのかを考えていきたいと思っています。

www.tbsradio.jp

(為田)

文部科学省「#教師のバトン」プロジェクトを応援します

 文部科学省が開始した「#教師のバトン」プロジェクトに、「#教師のバトン」プロジェクト応援団として関わっています(プロジェクト応援団の皆さんのお名前は、リンク先で見ることができます)。
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www.mext.go.jp

本プロジェクトは、学校での働き方改革による職場環境の改善やICTの効果的な活用、新しい教育実践など、学校現場で進行中の様々な改革事例やエピソードについて、現職の教師や保護者等がTwitter等のSNSで投稿いただくことにより、全国の学校現場の取組や、日々の教育活動における教師の思いを社会に広く知っていただくとともに、教職を目指す学生・社会人の方々の準備に役立てていただく取組です。

 ハッシュタグ「#教師のバトン」をつけて、学校でのさまざまな取り組みを共有するプロジェクトです。Twitterとnoteを中心に発信していくようです。

twitter.com

mext-teachers-gov.note.jp

 ニュースで報道されるのはどうしてもネガティブな面が多く、学校で日々のなかにたくさんある児童生徒たちと先生方との間での素敵なやりとりや学びの場などポジティブな面も、より多くの人たちに伝わればいいと思っています。

 このブログで「授業レポート」の記事や、「使えるかも」の記事を発信しているのも、ポジティブな面を少しでも多くの人に知ってほしいと思っているからです。
 そうしたポジティブな面をたくさんの人に知ってもらうことで、「学校の現場を良くしよう」という動きに協力する人が増えていくといいと思っています。

 もちろん、これだけで学校の問題は決して解決はしません。しなければならないことはたくさんあります。でも、何もしないよりは、この「#教師のバトン」から何かを始める第一歩とするほうがずっといいと思っています。
 先生方だけでなく、保護者の方からの「こういう先生がいた」という声も投稿されるといいな、と思っています。
 少しずつでも、前へ、進んでいく力になれればと思っています。

(為田)

ドルトン東京学園中等部「STEAM Fes 2020」イベントレポート(2021年3月22日)

 2021年3月22日にドルトン東京学園中等部が開催した、生徒研究発表イベント「STEAM Fes 2020」をオンラインで参観させていただきました。今回のSTEAM Fesのテーマは、“LIFE WITH CORONA”で、生徒がそれぞれのアイデアで作った・描いた・演奏した・研究したプロジェクトをリアルタイムで発表していくものです。
 インタラクティブに会話が可能なヴァーチャル空間「oVice」を使って開催されました。ログインしてみると、参加者のアイコンがズラリと並んでいました。当日の参加者数は、生徒240名、保護者・外部教育関係者が40名だったそうです。
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 先生方と生徒たちは、アイコンの下に名前が表示されているので、誰が近い場所にいるのかということもわかるようになっています(一部、ニックネームの人たちもいましたが)。また、先生方のアイコンには「STAFF」と書かれていて、サポートやファシリテーションをしてくれていました。
 oVice上のマップに参加者のアイコンが表示されていて、そのアイコンを使って会場を移動し、近くの人と会話をしたりできます。オンラインですが、物理的に移動する感じもありました。また、全体のチャットも並行してあるので、全体進行は全体のチャットで行われていました。
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 オープニングセレモニーでは、ドルトン東京学園の校内を駆け巡る聖火リレーのムービーが流れました。走る生徒たちに合わせて、CGの炎が映像にのっていました。
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 STEAM Fesは、来場者との質疑応答を行うオンラインイベントでした。事前に校内限定でWeb公開された生徒全員の発表動画から、投票もしくは立候補や推薦により選出されたプレゼンター43名が、バーチャル空間でリアルタイムのプレゼンテーションを行いました。

 僕は、3人のプレゼンテーションを見ることができました。いずれのプレゼンテーションも、テーマである“LIFE WITH CORONA”にあったものだと感じました。

カメラで温度を測ってみよう!

 1人目は、「カメラで温度を測ってみよう!」というテーマで、Raspberry Piにカメラモジュールと画像認識ライブラリー「OpenCV」と温度センサーを用いて、体温を計測して自動でGoogleスプレッドシートに記録させる、というプロジェクトでした。実際に使ってみると、温度センサーがなかなかうまく機能せず、すごく低い体温が計測されたりもしたようですが、こうして実際にやってみないとわからないこともたくさんあるように思います。
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 参考文献として、Raspberry Piと各種モジュールを接続するウェブサイトなども挙げられていました。こうして、自分の問題意識に近い実践を参考にしながら、手を動かして実践できるのが素晴らしいと思います。
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Pythonを使ってコロナ予測

 2人目は、「Pythonを使ってコロナ予測」というプロジェクトでした。ブラウザから Python を記述、実行できるサービス「Google Colablatory」を使って、東京都福祉保健局が出しているCSVファイルを使っての予測をしていました。
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 予測ができるように作ってみたものの、精度などはまだまだだった、と自身でふりかえりをしていましたが、「あまりやったことのなかったPythonを使えてよかった」というコメントもあり、どんどん自身で前に進んでいっている様子を感じました。
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自分にあった趣味を見つけられるアプリ

 3人目は、「自分にあった趣味を見つけられるアプリ」でした。こちらは、自粛期間中に充実した時間を送れなかったから、自分にあう趣味を見つけられるアプリを「トイダス」( https://toidas.net/ )というサービスを使って作ろう、というプロジェクトでした。
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 趣味のカテゴリーを考えて、それをトイダスに入れて、診断ができるようにしたもので、おもしろかったです。プレゼンテーションのなかでQRコードを配信して、参加者がそれを試せるようになっているのもいいと思いました。最後の感想として、次はサービスを使うのではなく、プログラムを自分で最初から組みたい、と言っていました。
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まとめ

 プレゼンテーションを見ることができたのは3人だけでしたが、それぞれがインターネット上に公開されている情報を見つけて、それを自分のプロジェクトに落とし込んでいる様子が見えました。インターネットを検索していけば、さまざまなノウハウを見つけることができる、新しい学びの形が垣間見えたように思います。
 一人ひとりが違う問題意識でプロジェクトに取り組んでいけば、解決策もそれぞれに違うものになっていくので、情報収集や実装などはどんどん個別化していくと思います。こうした新しい学びを、「どんどん自分で探して、どんどん試してみたらいいよ」と背中を押してくれる先生方がいてこそ、こうした学びが実現できるのではないかな、と思いました。

(為田)