日本でも導入ケースが増えてきました、Flipped Classroom(反転授業)についてのインフォグラフィックス。
ポイントは以下のような感じ。(2358人が被調査者数。オンライン調査だし、反転授業のコミュニティで行った調査なので、そこは割り引いて読まなければダメかな、と思いますが)
- ここ2年間で、認知度は上昇。
- 反転授業を行った先生の96%は、他の先生にも薦めている。
- 反転授業が多く行われているのは、高校。科目は問わず、広がっている。
- 調査対象の先生方のうち半数近くは、教員キャリア16年以上。若くて、テクノロジー好きな先生たちだけのムーブメントじゃない。
- 半数近くの先生は、反転授業を行なうのは週に1回か2回。毎日やってはいない。
- 反転授業を行っている先生方の93%は、自分で行動を起こして始めた。
反転授業が適したところでやる、という形になると、週に1回くらいかな、と思いますね。あとは、やはり多くは高校でされている、ということ。ある程度学習習慣ができていないと、やはり難しいのかな、と思ったりします(そこまではこの調査ではでていませんが)。
あとは、反転授業をしている先生方の93%は自分で行動を起こして始めている、という点。ここが日本の教育現場で反転授業が広がっていく時には状況が違うところかもしれないな、と思います。
なお、見せている教材は、
- 77%は自分で作った教材(ビデオ)
- 52%は他の先生が作った教材(ビデオ)
- 30%が教材会社が作った教材(ビデオ)
とのことでした。先生同士のシェアが多いな、という感じですかね。教材会社はどんなものを作っているのかによりますが、先生方はやはり自分なりのメッセージを乗せたいと思うだろうと思うので、やはり自分で作る方が多いのでしょうか。