平成27年3月26日に開催された、平成26年度「先導的教育システム実証事業」及び「先導的な教育体制構築事業」成果発表会で発表された資料のうち、公開許可が出たものが事務局のページにて公開されています。
全体のトレンドを知るために、統計資料や数字などもたくさん見ることができます。実践事例としては、おそらくデモをやられたところも多かったのではないかと思いますので、正直スライドだけ見ても「もっと知りたい!」と思うきっかけになってしまうだけではないかな、と。興味をもったところがあったら、積極的に声をかけていけばいいと思います!
僕としては、先日お話させていただいたeboardの中村代表理事の資料がとても興味深かったです。協働学習などでどんどん繋がっていって、21世紀型スキルを身につけてもらいたい、というのも大賛成なのですが、その前の段階としてまずは、幅広い層に「学ぶ楽しみ」をわからせることをしたいなと思っていて、そのためには「勉強って楽しい!」とか「調べてわかるっておもしろい!」とか、そうした感想を持たせるのをできるだけ初等教育のところでやる必要があるのではないかと思っているからです。
今の教科学習と、新しいカタチの21世紀型学習の橋渡しになるところを、用意していくお手伝いをしていきたいな、と思いました。
新年度になり、教育業界的には、教育ITソリューションEXPO(EDIX)とNew Education Expoがやってくるな、という感じなのですが、どんなふうに学校現場に入れていくのか、というところを先生方と議論していきたいな、と思っています。
(研究員・為田)