先日、Twitterで、「市長って本当にシムシティが上手いの? 千葉市長とガチンコ勝負してみた」というのが流れました。熊谷千葉市長はTwitterで積極的に情報を発信もしている方だし、こういうのにぴったりかもしれないなあ、と思っていました。そして、その結果がエントリーとしてついにまとまりました。さて、結果は…リンク先の記事を読んでいただくとして。
omocoro.jp
このリンク先の記事を読むだけでも「街づくりって大変なんだなあ」と思うのでもいいし、「自分たちの住んでいる街を、熊谷市長と同じようにシムシティで再現してみよう」と思ったり、ゲームと実際の違いはどんなところがあるかを考えてみたり、さまざまな授業活用ができるのではないかな、と思いました。
僕は、ゲームを教育的目的で使う、ということには大賛成です。目的としては、興味を喚起することもできるし、ゲームシステムによってモチベーション喚起もできるからです。ゲームで終わってしまってはいけないので、先生の授業設計力が問われるとは思います、もちろん。
もちろん大事なのは、ゲームはただの導入であり、入口であり、現実の政治はもっと複雑なのだ、というところをきちんと落とし所として持っておくことですね。シムシティはやったことないのですが、どれくらいの時間があればできるのかなあ。下のような課題を与えて、やってきてもらうことも可能なのかな?
- 家で人口を10万人にまで増やしてきなさい
- 市民の声(市民からの評価)はどうでしたか?
- 自己評価とその理由
- 次にやる時に気をつけたいと思うこと
- 実社会と同じだろうと思うところ、違うだろうと思うところ
家でiPadでゲームをやって、その結果を教室に持ち帰ってディスカッションとか、興味喚起としてはおもしろいと思うんですけどね。ゲームのルール(操作方法)を覚えるのが大変でしょうか…。