先日アップした、宮城第一高等学校の八巻一智先生による、実践発表「プログラミング、データベース学習をやってみて【情報の科学】」のメモのなかで、アルゴリズムを理解してもらうために、「ペットボトルのキャップをあける」というのを言葉だけで指示をしてみる、というアクティビティを紹介しました。
blog.ict-in-education.jp
先週、Facebookで紹介したのですが、「「理系のための豚汁レシピ」を参考に「理系夫のための家事シェアツール」を作ってみた | Conobie[コノビー]」という記事が非常におもしろかったです。レシピや家事などについてフローチャートを作ってみる、というのも、八巻先生がされていた1つの行動(=ペットボトルのキャップをあける)ということの次のステップとして使えるかな、と思いました。
conobie.jp
この記事で紹介されている、「理系のための豚汁レシピ」は以下のようなものです。
理系の豚汁 pic.twitter.com/AESmuyTZ4Z
— れぷり (@Repli_nexus6) 2015年2月8日
この「理系のための豚汁レシピ」を見せてみて、これにならって学校の教室での出来事でフローチャートを書いてみるとかしてみたら興味喚起できるかな、と思いました。大掃除のフローチャートとか、給食配膳のフローチャートとか、体育祭準備のフローチャートとか。係ごとに活動のフローチャートを作るとか。「みんなに誤解なく伝わって、確実に行動ができるようにするには」などで考えてみたらいいかな、と。
そうしたこともアルゴリズムやロジカルシンキングを学ぶきっかけになるかもしれないな、と思いました。こういうプログラミング学習なら、手軽にできて、しかもPCもタブレットもいらないですね。これでみっちりフローチャートを書けるようになってから、「さあ、プログラミング学習をしよう!」となってもいいかな、とも思います。
▼参考になりそうな本など
(為田)