11月28日にEducation Day 実証に学ぶ―新たなICT活用の実践と展望(主催:Windows クラスルーム協議会)に参加しました。
プログラムの最後に参加した、MS Showcase Schoolsの実践事例発表をしてくださった5名の先生方によるパネルディスカッションの様子をレポートします。モデレーターはマイクロソフトの原田さんでした。
MS Showcase Schoolsについて
最初に、原田さんがMS Showcase Schoolsについて紹介してくれました。
- 世界的には10年くらい前からある
- 日本からの登録がなかったが、昨年、6校が初めて参加
- 尖ったところ、先端のところを試してみる
MS Showcase Schoolsの先生方で、Microsoft Global Educator Exchange 2015にも参加されたそうです。これは、世界108カ国、350人の先生方が集まり、グループに分かれて活動するイベントだそうです。こうした機会に、先生方が触れることは非常に重要なことだと思います。
国が違うと、もちろん社会制度は違いますし、学校制度も違います。でも、先生方の「子どもたちのために!」というモチベーションは変わらず、いろいろと学び合うことも多いと思います。実際、校長先生が参加して帰国してから、ICT活用にさらにドライブがかかった、という学校もありました。
どんどんこうしたイベントに参加する先生が増えていくといいですね。日本国内でも全国大会があってもいいですよね。
以下、パネルディスカッションのなかで、個人的に興味深かった点をメモしておきます。聴き逃しなども多く、すみません。
新しい実践を始める際の計画の立て方
新たな実践を行う際の教員の準備
- 折茂先生(日野市立平山小学校)
- 校長のリーダーシップ
- まずやってみる。失敗してもOKな雰囲気作り。
- 教員が入れ替わっても、チームワークで教えていく雰囲気。
- 困難さは感じない。
- 子どもの輝きが違うと思う。
- 個別学習であっても、自然と学び合い、教え合いが見られるようになった。そうした様子を見ることで、先生のモチベーションも上がる。
ICTを活用する際に課題となったこと 解決のための手法
- 吉田先生(姫路市立安室小学校)
- 先行事例を見てもらって、他のShowcase Schoolの授業へ校長と手分けして行って、校内研修で広げていきたい。