ガジェット通信「プログラミングは、何歳から始めるべきか?」 ─遠藤侑介・まつもとゆきひろ・増井雄一郎・鼎談2を読んで、いろいろと考えることがありました。興味深かったことを備忘録的にメモしておきます。
- ブロッグプログラミング→Rubyに変換できるビジュアルプログラミングツール『Smalruby』というのがある。
- 松江には、NPO法人Rubyプログラミング少年団があり、小学校3年生以上の子どもたちを対象にプログラミングを教えている。
- Smalrubyのインストールも、Rubyプログラミング少年団のサイトでできます。
- プログラミング少年団に入って、それでもオタクとか言われないで、普通に「ああ、あの子は野球する、この子はサッカーする、この子はプログラミングをする」って認められる社会になれば、もうちょっと、プログラミングの裾野が広がるんじゃないかなあと思う。(まつもとさん)
- 実は来年度から、松江市の全中学生は、授業でSmalrubyやることになった。学校ではやれることが限られるので、その先は、少年団でカバーしようかなと思って。(まつもとさん)
プログラミングはやったほうがいいけれども、学校レベルでどこまでやるのか、興味を持たせたあとどうするのか?というのが興味があって、松江のRubyプログラミング少年団の話のところで、まつもとさんがおっしゃっている、「実は来年度から、松江市の全中学生は、授業でSmalrubyやることになった。学校ではやれることが限られるので、その先は、少年団でカバーしようかなと思って。」というのは非常に大切だと思います。「興味を持ってもらう」程度で終わっていいのか、論理的思考力を学ばせるためのツールなのか、手に職としてプログラミングをやらせるのか、というのでだいぶ違うと思うのです。
松江市がプログラミング言語Rubyでいろいろなことをやっているのは知っていましたが、中学校でのSmalrubyの展開と、Rubyプログラミング少年団の連携と、注目していきたいと思います。
一度、松江も行きたいなあ。どこか授業見学させてもらえないだろうか。
(為田)