3月12日に多摩市立愛和小学校のi和design Final Presentationに参加してきました。午前中に公開されていた授業と、午後に行なわれた研究発表会の様子をレポートしたいと思います。
実況中継 プログラミング Viscuit (1年生)
1年生のプログラミングの授業を見学しました。愛和小学校でのプログラミング授業で言えば、LEGO Mindstorm EV3やScratchでやっているのは見たことがあるのですが、今回の授業で使っていたのは、Viscuit(ビスケット)でした。ViscuitはScratchよりもずっとビジュアル的な作り方をするのですね。低学年に適しているというのがわかる気がしました。
ティームティーチングで教えに来ていた原田先生は、何度か子どもたちに会っているようで、「はかせ」と呼ばれていました。
手順を、はかせが説明をしてくれて、そのとおりに児童がやっていきます。指で絵を描くようにして矢印を描き、矢印にそって動かす絵を描く、というふうに進めていきます。
矢印と絵ができたら、それをめがねのようなマークの中に入れて動くように設定します。
あとは、矢印を組み上げていくことで、いろいろな動きを設定できるようになります。
最終的にはこんな複雑な動きを作った児童もいました。
この授業でおもしろかったのは、児童もしっかりがんばってついていこうとやっているのだけど、そのはるか先を、はかせがやっているところ。「おおー、はかせ、すげー!」とあこがれの目をもって見ている児童が印象的でした。そういうところから、はりきってがんばる子が出てくると思います。
No.4に続きます。
(為田)