デジタル学習で成績向上、アダプティブラーニングが大きな影響を--米国の調査 - CNET Japanを読んだ。アメリカでの調査なので、そのまま日本でも同じように適用していいのかはわからないですけど、非常に興味があるのでこうした記事を追いかけています。
McGraw-Hill Educationは、高等教育向けデジタル学習技術の効果に関する調査を実施し、その結果を「2016 Digital Study Trends Survey」として発表した。それによると、大学生の81%が「デジタル学習技術は成績向上に役立つ」と回答したという。
そうか、高等教育向けなのか。見出しではわからなかったけれども。僕はどちらかというと、初等教育でのアダプティブラーニングに興味があるので、少し違うけれど、読んでみました。
japan.cnet.com
出典は、McGraw-Hill Educationの「2016 Digital Study Trends Survey」です。
大学生の半分が、「アダプティブラーニングとオンラインクイズで成績が上がる」と言っているのですね。「adaptive tech」っていうのが、どういうのを指しているのかがちょっとわからないですけれど。問題を出し分けるということであって、そこから適切な箇所まで遡って学習ができるのかとかまではこれだとわかりません。大学の授業なので、あまりそうしたことはないかもしれませんね。
◆ ◆ ◆
日本では、アダプティブラーニングと言えば、立命館守山がやっていた、RICSに注目していましたが、ビッグデータをとって解析もしているのかなあ。
http://www.isid.co.jp/news/2014/0515.htmlwww.isid.co.jp
それからアメリカ大手のKnewtonが提携しているZ会の動きも気になります。アダプティブラーニングによる学習効果について、もっと知りたい。Knewtonを導入しているZ会のキャリアップコースは、こないだ無料体験でやってみました。TOEICコース。苦手だと思っていたListeningよりも、Readingの方が点数が低くてゲンナリしました…。当然、「Readingからやりなさい」と問題がレコメンドされました。
(為田)