教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

教材に使えるかも?:松島遊覧船にタブレットを持って乗ってみる

 先日、松島へ行く機会があり、遊覧船に乗りました。さまざまな島を見ることができ、非常に楽しかったのです。下の写真は鐘島。4つの洞門に波が打ち寄せられ、鐘の音のように聞こえたのだそうです。そうした由来を船内で聴くのも面白かったのですが、島の岩肌を見ていて、見事な地層が見られたのもおもしろいと思いました。
f:id:ict_in_education:20161220174839j:plain

 こんなに見事に地層が見える。こんなふうに、先生たちが世界各国を旅して、教材として使える写真を撮影し、それを共有できるようなプラットフォームがあってもいいな、と思いました。
 船内でスマホで撮影をしましたが、これをデジタル地図の上にピンをどんどん立てていったら、地層を学習する単元のときに見やすいものができないだろうか…と考えました。
f:id:ict_in_education:20161220174835j:plain

 でも、よく考えたら、実は先生のスマホのカメラロールで、撮影地がわかる画面を呼び出して、見せればいいのかもしれません。一覧性はあまりありませんが、操作というか授業で見せるための準備は圧倒的に簡単です。
f:id:ict_in_education:20161220175816p:plain:w400

 児童生徒がグループに分かれて遊覧船に乗ったりするのであれば、ちょっと広範囲に地図を表示して自分がどのあたりをすすでいるのかを見ながら、撮影をしていったり、というのもおもしろそうだと感じました。これだけなら、タブレットがグループに1台あるだけでもいいかもしれません。
f:id:ict_in_education:20161220174847p:plain:w400


(為田)