3月29日にKnewton Day Tokyo 2017 – Adaptive Learning Summit-(以下、「アダプティブ・ラーニング・サミット」と表記)に参加してきました。アダプティブ・ラーニングとは、“適応学習”とも訳され、一人ひとりに適した学習を提示する方法のことで、アメリカではこのイベントを主催しているKnewton Inc.が幅広く活動をしていることを知っていました。為田が日本事務局として活動しているセサミストリートも、Knewtonと組んでプロジェクトをスタートしています(参考 「Knewton and Sesame Workshop to Offer Personalized Education Materials for Young Learners」)。
今回のセミナーにも、アメリカからKnewton Inc.のPresidentとCFOが来日していて、日本市場を重視していることがわかります。Knewtonのここ数年の日本のプレゼンスは際立っていて、今回のセミナーに登壇するClassi、学研、Z会など、日本の教育業界で大きな役割を果たしている企業とのコラボレーションを次々に発表しています。
アダプティブ・ラーニング・サミットは、ニュートンジャパン 代表取締役社長の田中晃さんのプレゼンテーションからスタートしました。
田中さんは、イベントの最初に、次の5つの感謝を述べられました。(1)会場に来ている来場者の皆さまへの感謝。(2)日本初であるアダプティブ・ラーニング・サミットに対する関心の高さへの感謝。(3)このイベントをサポートしてくれている人たちへの感謝。(4)USから来日してくれたPresidentとCFOへの感謝。(5)少人数(4~5名と言っていました!)かつ限られた予算の中でこのイベントを実現した社内スタッフに最大の感謝。
日本初のアダプティブ・ラーニング・サミットがこうして始まりました。受付のところに掲示されていたバナーに書かれていた「One on One for Everyone」という言葉、教育においては本当に実現してほしいことであり、実現への道筋、実践事例などが知れるイベントになる予感がしました。
No.2に続きます。
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(為田)